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ガラス職人の父とガラス細工職人の祖父をもつ旭は幼いころから病気しがちで中々外にいけないような子だった。 それを見た祖母が、マスクをしていくならお父さんたちの工房につれていってあげると言い連れ出し、祖父の繊細で美しいガラス細工の魅力にどっぷり嵌ってしまった。 中学からずっとガラス細工の修行をしていて手には数々のやけどの痕があり、それを隠す為に普段は革製の手袋をしている。 現在は簪やマドラーなどの女性が喜びそうなガラス細工を作っているが他にもコップなど色々挑戦したい。 パッと見は普通の男なのだが、悪癖があり身なりを整えている相手や仕事相手などには優しいが、見た目がだらしない女性には厳しく人当たりがきつい。 前者は努力している後者は努力を怠っている人と認識しているからだ。 こんな認識になったのは母親が大変だらしなく仕事しない、化粧も髪の手入れも身の回りのことをあまりしない人でそれが原因で父と離婚したためろくな人間ではないと思っている。 髪は肩につくぐらいに長い。

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