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金髪ゴスロリ超絶美少女風おばちゃん。三十路。 〇日常 エフェクトで生み出した父親にそっくりの従者が常に彼女を抱えている。 会話や日常動作もすべて従者が行うので、人形を抱えたオッサンにしか見えない。 本体は全くしゃべることはないが、会話自体はとても好きでスケッチブックに自分の血をビシャァッ！とやって筆談を行う。 お高くとまった見た目のわりに貧乏舌で大体なんでもおいしいおいしいと食べる。 瀉血で頻繁に血を入れ替えるせいか、大食漢でもある。 好物はカレーと餃子。食後にかならず「美少女臭がでちゃうなぁ！」と、虹の香りを使って消臭している。 酒も大好きで、支部ではほぼ毎日宴会を開くほど。 組体操のサボテンの体制で従者に支えてもらい、グルグル回転しながらイッキする『美少女トルネード』と言う宴会芸を持つ。 この前一升瓶でチャレンジしたら体格的に無理がありすぎて美少女スプリンクラーしてしまい、4合瓶まで！と誓っている。 〇沖縄支部 離島であるため本部からの応援は期待できない過酷な支部。 そのためエージェントの結束が異常に固く、下手な家族よりも互いを大事にする。 陽気な面子が揃っており、オーヴァード揃い故か部外者への懐も深い。 沖縄と言う土地柄からか、午後からしか活動しておらず、毎日朝まで宴会を開いている。 そして宴会で役立つハヌマーン、ソラリス、エンジェルハィロゥの能力者は重用される。 〇家族と従者 トランシルバニアの生まれ。 かのエリザベート・バートリの遠縁の子孫であるため、故郷では悪魔の一族として村八分のような扱いを受けていた。 名家の生まれではあるが金銭的に余裕は全くなく、その日食べるだけで精いっぱい。 嫌われ者の一家では薬も食料も適正な価格で入手することが難しく、家族は常に衰弱していた。 それでも娘にだけはつらい思いをさせまいとした両親の愛により、ビスクは健康的に育っていった。 そしてある日、レネゲイドウイルスが全世界に撒き散らされた。 感染したバートリ家は体が耐えられず、健康体だったビスクを残して全員逝去。そのショックで声を失う。 時を同じくして、村の人々は「謎の疾患は悪魔の一族がなにかしたに違いない」とバートリ家の追放を決める。 家族を失った悲しみを癒す間もなく一人で生きることを強いられた少女は力を覚醒。 その力で最初に願ったことは、家族との再会であった。 ・サボー・エリュ・バートリ 父親。風格のある顔立ちだが、ビスクの思い出にある父はいつも疲れ切っていた。 従者としての父はビスクの願望が色濃く出ており、品の良いスーツに身を包んだ精悍な中年男性として現れる。 ・セープ・ベーラ・バートリ 母親。世が世なら魔性と称えられたであろう美女。しかし記憶の中の彼女はやつれ、いつも汚れた格好をしていた。 従者としての母はビスクの願望が色濃く出ており、家庭的で柔らかな雰囲気を纏った妙齢の女性として現れる。 ・サーグ・フェレンツ・バートリ 年の離れた兄。才に恵まれ、なんでもそつなくこなす頼れる兄だったが、今となっては覚えているのは自分をかばう背中だけ。 従者としての兄はビスクの願望が色濃く出ており、恵まれた体つきの若々しい姿をしている。 〇春日恭二 1年程前にＮ市のバーで飲んだ時に偶然出会う。 疲れた様子で酒を浴びる春日に酔い覚ましをプレゼントしたことで一気に仲良くなり、現在ではメールでやり取りするほど。 春日からはバートリ、ビスクからはキョーちゃんと呼びあう。 ちなみに春日は従者の方が本体だと思っており、ビスクのことをただの面白オヤジと認識している。 ビスク『キョーちゃんは一族の誇りのために頑張るスゴイ人！いつか報われるといいね！』 〇Ｎ市との交流 基本的に平和な沖縄支部。普段からみんな酔いつぶれているから人員がカツカツに見えるだけで、意外と余裕があるのだ。 そのため、多忙なＮ市支部長の代役としてよくＮ市に駆り出される。

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