タグ： Quirinus 日陰に微睡む

忌子。 世が世なら姫になっていた家で双子として生まれ、百年余りに一度産まれてくるとされる角のように変形した頭骨を持つ忌子。 庇う両親よりも実権を持った爺婆によってほぼ蔵に閉じ込められた日々を過ごす。 爺婆が変死するまではそんな生活を過ごしていたがその頃から不思議な声が聞こえ、 曰く『勝てなくてもいい』『ただより良い人であれ』『陽だまりこそが素晴らしい』とか。 良くも悪くも比較対象が無く、その教えとまだ良心の残っている両親の学術書や蔵の中の書物を頼りにして学び、 声に特に反対する理由もなかったのでそれをよく聞き、他人のことをよく考える勝負事が苦手な優しい子に育った。 幼い頃の栄養状態等の環境とは裏腹に身長や胸部はすくすくと育ち、注目されるのが苦手な性格も相まって猫背気味になって日々を過ごしている。 現在では新進気鋭の女性作家。 昔の日本を舞台にした絵本に詩集、人外の恋物語なんかを書いていて人外の心理描写が真に迫ってると評判。 現在は京都に移り住み、神社仏閣巡りをしながらネタを集めている。 その中で道具屋『望郷詩』にたどり着き、自分の前世を認識するに至った。 作風は若者向けの作品はハッピーエンドが多めではあるが、恋愛ものについては恋が実らないビターエンドも多い。 別名義で平安時代の殺伐とした陰陽師ものや鬼退治物も書いているが、田村麻呂ageが酷い、本当に酷い。 どの名義でもサイン会などを行わず、対面しての取材も拒否しているため容姿はおろか性別も読者にはわかっていない。 ペンネーム：安倉　優 代表作：『あなたの帰りをお待ちします』 内容：恋に恋する女学生の一生を描くシリーズもの。幼年期から高校卒業までを描く1作目、大学から結婚までの2作目、子供が出来るまでの3作目、子供が巣立っていくまでの4作目、思い人に先立たれてから死ぬまでの5作目 　　　少女の想いの変化と、軽い約束や見送るための全ての意味が違う表題で締められるのが特徴。 代表作：「昔話：なまえのないおに」 内容：ある鬼が名前を得るまでのお話、阿久良王のプロフのものより簡略化されている ペンネーム：品吉　柘榴 代表作：『平安陰陽剣客譚』 内容：平安時代の妖怪・鬼退治を主題にしたもの 　　　坂上田村麻呂の鬼退治や源頼光に刀を引き継ぐ坂上田村麻呂が描かれている 　　　作風は暗く、人と人のどろどろとした感情やそれを食い物にする妖怪、平穏に生きさせる気のない魑魅魍魎のお話。 　　　たびたび妖怪より人が怖いと評されるが、鬼気迫る目的意識や描写に引き込まれる人もいる。 特徴：勉強家 持ち物： （手帳、腕時計、スマホ、財布、免許証、保険証、 　万年筆、ボールペン、ハンカチ、ティッシュ、ハンドタオル、飲み物（お茶）、 　化粧ポーチ、手鏡 　上記の入るバッグ）

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