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　23歳男性。アルバイトで引っ越し業をしている。 父、母を小さい頃に失い、現在家族は双子の兄である杏兄兎だけである。兄弟仲が良く、別々に住んでいるもののお互いの家によく集まる。 兄が足技に自信があることから、安易にも自分は棒術を磨くことにした。神道夢想流杖術の流派を学ぶ。その類稀なる才能から短い期間で習得。師範と肩を並べる、いやそれ以上の力を持つ。この凄まじい速さの成長の根源となるのは、兄に認めてもらうこと、兄の存在である。 しかし、１つだけ、兄の恋愛観だけに疑問を持っている。弟兎は女性が好きである。また、活動的な兄と同じくらい活発で好奇心旺盛、物怖じしない性格。今回の治験(星へ至る棺)はアンケート調査をする兄のためにでもなれればというのと、自身の好奇心を抑えきれず応募。 とある年の夏、兄が突然いなくなる。帰ってきたと思えば弟兎のことを覚えておらず、大変、ショックを受ける。しかし半年ほどでそれは治り、現在は普段通りの兄に戻っている。 ●神道夢想流杖術 杖術の技法は手の内の打突を主とし、相手を打ち倒し殺す技ではない。攻撃点は当て身において即倒させる部位であり、殺さずに捕える捕手術の特徴が表れている。道歌に「疵つけず 人をこらして戒むる 敎えは杖の ほかにやはある」とある。また、その技法の大要は「突けば槍 払えば薙刀 持たば太刀 杖はかくにも 外れざりけり」と伝書に記されている。すなわち杖は突き、払い、打ちの千変万化の技を繰り出すことができるということである。 〇クリアシナリオ 「星へ至る棺」➡異次元ロスト　LAIKAと

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