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ミステリー小説を専門とした作家。 いつか自分の手で完全犯罪を行い、ファンタジーではない、フィクションを完成させたいと思っている。 —�—�— ◆補足説明1 ミステリー小説 「不和」抜粋 —�—�—� 希望は所詮、絶望の裏返しなんだ。 大きな幸せで満たされてたならば、最悪な不幸に怯えなければならない。 真っ白なシーツにワインをこぼしたように、 私の中に黒いシミが広がっていく。 絶望しかないのに、生きている実感を一番に感じるのだ。 —�—�—�—�- ◆補足説明2 黒沢の日記 —�—�—�—� 8月×日 作家とは都合のいいもので、引きこもり放題だ。人と会話しなくて済む。なんていい職業なのだろう。 10月×日 ついに担当者が着いた。私より若いが親しげに話してくれる。仲良くなれそうだ。 12月×日 最後に人と話したのはだろう。。。 最近人と話していない。まぁ、いいのだが。 3月×日 筆が進まなくなった。スランプだろうか。 ４月×日 猫が死んだ。 ５月×日 コンビニの定員に冷ややかな目で見られた。 担当から原稿が遅いと連絡が来ているが無視だ。天才には時間がかかるものだ。 ６月×日 担当からボツの通達があった。何故だ？何故理解されない。 ７月×日

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