タグ： ニアエンド

ごく普通の家庭に生まれ、幼少期は父親に憧れ刑事を志していた。 小さい頃から弱い念動力等は使えたが誇示はせず。世界がニアエンド化してからは家族ぐるみで必死に隠していた。能力はオーヴァードである母からの遺伝。 父は自身を楯に母と息子を政府の追及から庇いつつ、オーヴァードの人権確保の為に民警とも協力して奔走していた。 ある時ヤバい薬を作る工場の存在を突き止め、その捜査中に行方不明になる。 後日山に埋められた父が発見されたが、埋めたのは民警の相棒だった。 母は父の葬式中にふらっと失踪。 父の死に耐えられなかったのか、政府の追及から一人逃れるためか、今はもう分からない。 両親が居なくなった後、祖父に教育という名目で虐待を受ける。例のアレ。 皮肉にもこのトラウマ経験で弱かった能力の方向性が決定。オーヴァードとして完全に覚醒する。 レネゲイドも歪に変質し、自分の領域内でないと十全に能力を発揮できなくなった。 祖父が病に倒れ、進学を理由に逃げるように一人暮らしを始め、教え通り敵も味方も作らず、無能力者に成りすまして孤独に過ごす。 が、ある日川で流されている猫を見つけ、見過ごすことが出来ずついテレキネシスで助けてしまう。その様子を通行人に目撃、通報される。 爺さんの言う通り人間は皆クズなんだなと痛感し、一目顔が見たくなったが最早叶わず。で、今に至る。 ※猫を助けた理由の１つ 幼少期に出会った女の子が猫好きで、それをふと思い出したから。それが誰とは言わんが。

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