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あるばれいと。 素早い:SIZが9以下のためDEX+2 スポーツ万能:日本刀+20、居合+10、回避+10、拳銃+10 医学・生物学:やや科捜研(鑑識)を参考に取得 他:年齢がEDU+6を10上回っているため、EDU+1 【概要】 元鑑識志望の現三課所属警部補。バフにバフを掛けたDEXの持ち主。 人間限定の潔癖症であり、体育会系のノリやパーソナルスペースの狭い人間が苦手。静かに暮らしていたい。 基本行動理念は「他人にされて嫌なことはしない」。故に法を犯さず、こんな仕事したくないと思いつつ日々犯罪を取り締まっている。 この仕事も誰かがやらねばならないことだと思うし、犯罪者は怖いが犯罪だらけの世界で生きることの方がもっと嫌。やや厭世家。 【読まなくてよい設定】 ……故に一般市民に、「警察だから」と頼りにされたりするのは本当にご遠慮願いたい臆病者。 代わりに「警察だから」と正義を振りかざすようなこともしない。もし期待されたら仕方ないから頼りになるよう努力はする。 他人から出されたものには口をつけないくらいの潔癖症だが、動植物類は、というか人間以外のものは大抵平気。 かつては喋ることの無い植物を特に好み触れていたが、最近は方向転換し虫や魚にも興味を持ち始めた。犬や猫も嫌いではないが、やっぱり静かなものが好き。 生まれは英国、両親も完璧に英国人、本人が初期で英語技能を持っていないくらいに英国にいたのは僅かな期間。英国人のツラした日本人。 (以下呪文やAF、シナリオ名表記はないがややバレかも) 【呪文】 〈記憶を曇らせる〉 この呪文の対象になった者は、ある特定の出来事を意識的に覚えている事ができなくなる。 この呪文をかけるためには1d6マジック・ポイントと1d2正気度ポイントのコストがかかる。呪文の効果は即時に現れる。 呪文の使い手は対象が目に見えていなければならず、対象は呪文の使い手の指示が受け取れるような状態でなければならない。 〈五芒星の護符〉 御札を一箇所に張るためにMP を１消費する。 御札と御札の距離が開く（結界が大きい）ほど御札を張る際の消費MP も加算される。隣り合う御札同士の距離が５メートル増えるごとに消費MP が＋１され、五箇所に御札を張ることで結界が発動する。 御札は一箇所が剥がされるごとに弱体化していき、全て剥がれると効果は消える。御札はMP を消費して貼り直せば再度復活する。効果は1D3×5 時間続く。効果が続く間、特定の物体一つの干渉を遮断する。 御札で五芒星を描く場合、五行にそって行うこと。五行に対応するものを用意し、それに札を貼っていくことが望ましい。五行を逆転させることで、逆に中の物を外に出さないための結界も制作できる。 【AF】 ・隠の鈴 美しい音が響く金の鈴。所持している間探索者の好きな技能に+5% できる →英語 ・星熊の指輪 所持しているとCON+1 ・蜘蛛の毛 所持していると一度だけ呪いにわずかな耐性がつく。一度使うとなくなる。 ・夢喰（ゆめはみ） 刀身が虹色に煌めく日本刀。 1D10+DB の他、夢を切り裂く力を持っている。 普通に戦闘武器として使用する際は、減った耐久値が回復しないことに注意。 （この世界に存在する物質ではないため補修ができない） 所持していると精神分析に+10％ 更に、一時的狂気／不定の狂気に陥った人間を斬ることで、狂気を解除する。斬った際、相手は1D6 のダメージを受けるが傷などは負わない。 ＜日本刀＞技能／初期値15% ／耐久力14 【後遺症：鬼の血】 →CON に＋１、最大SAN に-10。 僅かにだが鬼に近づいてしまう。特徴：暗黒の祖先（2D10）を新たに獲得。 暗黒14さい。 【『庭師は何を口遊む』バレ】 【HO】 ●HO4(PC4) 　あなたは非常に多趣味な人物であり、医学的なものから博物学的なものまである程度理解している。 　三年前の事件より以前は植物を育て、仕事の傍らそうしたものの研究もしていた。 　しかし事件後は花に対して強烈なまでの嫌悪感を抱くようになってしまっている。記憶が曖昧で何故かはわからない。 　あなたはかつて、今はなき植物研究サークルに自身が育てた花や種を売っていた。そのサークルで殊更熱心に花について勉強をしていた女性が居たのを知っている。 　名前は「南　玲子(みなみ　れいこ)」。 　花に興味を失ってしまったあなたはその女性ともそれきり会わなくなってしまっている。あらぬ誤解をされたくないあなたはその女性については黙っている事にした。 　あなたはPC1の補佐をしつつも、どこかPC1に抵抗感を抱いている。その立場故か劣等感故かあなた自身にも解らない。 ☆あなたはDEX*3ptを＜博物学＞に振り分ける事が出来る。 ☆あなたはDEXを算出する際、+3の固定値が付く。(これは上限を超えても構わない) ☆DEXが他のステータスよりも低かった場合、ステータスの中で最も高い値になるように入れ替える事が出来る。 【庭師を経て】 HO1に対する抵抗(罪悪感)の正体は、「庇われたことで相模原涼を犠牲にしてしまったこと」「花になり死にゆく彼女にその場ですぐ止めを刺せなかったこと」であった。 彼女が死んだ時、彼は泣いて謝ったが思考停止し動かなかったこともまた事実である。その結果HO1に止めを刺させてしまうこととなり、彼はこれをずっと悔いていた。 自身が生んだ種によって引き起こされた騒動に関して、彼はそれほど罪悪を抱いているわけではない。植物に熱中し軽率な行動を取った自身に確かに非はあるものの、「知らなかった」は法律上で言う善なのである。 相模原涼の死に様に関しては「自分がこんな種を与えたせいだ」と望まれない花化に多少の罪悪を感じているが、南玲子に関しては「彼女は望んで花になったのだから幸せだっただろう」とさえ思わないでもない。そのせいで引き起こされたHO23の悲劇については目を瞑る。 他者に深く感情を移入するタイプではないが、自身の立場を「警察」とも「一般市民」とも「犯罪者」とも同じに見てしまうため大変危うい精神性を伴う。自分がされたくないことを他人にしないのは、如何なる他者にも自身を見ていることの裏返しでもある。 精神の脆さから班にとっては迷惑な存在とも言えるが、それでも彼自身「正義側でいたい」「零課にいたい」という気持ちはあり、その良心が続く限り彼はこの場所に立ち続ける。同時にそれは「自分は何も悪いことはしていない」という高慢や開き直りの現れでもある。 植物をかつては好んでいた。愛していた。 しかし植物嫌悪に陥った原因である庭師の事件は終息を迎え、彼に現在植物を嫌う理由はない。 にも拘らず彼が未だ植物を否定し続けるのはひとえに、再び植物に傾倒し惨事を引き起こすことを恐れているのである。彼が一歩間違えば、今度こそ本物の「庭師」となってしまうことも充分ありえる。 「もうあんなことはしない」……これはかつての軽率な行動のみならず、彼の「植物に関して関わるのをやめる」と言う、愛するものへの決別の言葉でもあった。

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