タグ： たくくま

無頼の用心棒 ある時は政府の要人、ある時はいじめられっ子の子供 時も場所も人物も報酬も選ばず、自分の心に従って守る対象を選ぶ 子供の頃、母親に聞かされた『失踪した父親』の話を聞くうちに自分もその様な『漢』を目指すべくそれ以来、お天道様に顔向けできないことをしないように生きてきた ご老人に席を譲らないヤンキーは胸倉をつかんでぶん殴り、勉強に疲れ気の迷いで万引きを働いた生徒は助走をつけてぶん殴り、生徒に対して横暴に振る舞う教師には地獄の底かと思えるような低空から繰り出されるアッパーでぶん殴った その様にテスト用紙の『男/女』の欄には斜線を入れて『漢』と書くような青春時代をおくった(入学当初は訂正されていたが3年になる頃には他の男子のみならず女子も真似しだした) そして高校を卒業した後は世界中を旅して周り、道すがら色々な人を助けている いつか自分の父親を見つけて、その父親に自分の漢振りを見せつけるのが現在の目標

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