タグ： おもち

幼いころからネジが一本外れていたのかも知れない。 友人が気持ち悪がる人体模型や、カエルの解剖、そういったものたちに対して不気味さだとか、そういったものをあまり感じなかった。 そうやって、彼は理系の道へと自然にのめり込んでいく。 興味を持ったモノに対して集中的に取り組むその性格のせいか、それともそれが彼の本分だったのか、こと理系科目に関しては優秀な成績を納め、そのまま理系私立大学、大学院（地質学専攻。理由は「地球は生き物だから」という人情的なんだかなんだかわからない内容）を経て研究員という職に就く。というのも、彼の書いた論文が某企業のお眼鏡に叶ったからだ。 そこは彼にとっては天国だったのかもしれない。研究に没頭できる日々。 今のところ生活に不満はない。 その能力と引き換えと言わんばかりに運動音痴。かつ論文にすると上手く文章にできるのだが、喋るのは苦手。 身長も小さい、が、本人はあまり気にしてない様子。 また、研究のこと以外も割とからっきしだが、本人的にはどうでもいい、といった様子である。 加えて言うなら整理が苦手。だが、書類などは独特の整理法・感性・直観でなんとかしているので他の研究員に地味に迷惑をかけたりもしているが、研究成果で黙らせるタイプ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ