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大樹　日陰（おおき　ひかげ） 暴力団大樹組の組長の一人娘 男の子に恵まれず、いずれ組長をつぐ予定だった。 幼い頃から仁義、義理、任侠とかそんな事を教えられ厳しく育てられた。【歴史】【漢文】【組み付き】【パンチ】 中学生になった頃その事を疑問に思ったこともあったがこういう家に生まれた以上 仕方ないことだと諦め、自分に与えられた指名を全うするために淡々と研鑽を積んできた。 大学で経理を学び組長代行を勤めていた。【経理】 現在の組織化された暴力団のシステムの前には自分の組はいずれ立ち行かなくなると考え、【コンピューター】【図書館】 組の規模と家業の縮小を進めており、最終的にはの自分の代で組を解散させようと考えていた。【値切り】 しかし傘下の暴力団には仕事を減らされ組員の生活が苦しくなる所もあり綺麗には片付かなかった。 そんな折、現状に不満を持つ暴力団がまとまり（一花とその父の組を含む）がクーデターを起こす。 が、いずれ襲撃もあろうと読んでいた大樹組の準備は万端で激しい銃撃戦になる。【目星】 不意を突かれた襲撃部隊は散り散りになりながらも大量の武器で応戦する。 両軍入り乱れた撃ち合いの中で背後から至近距離で撃たれた銃弾が荒野一花の耳と意識を吹き飛ばした。 そこで一花の父親と日陰が鉢合わせになる。死んでもいいかと丸腰アピールをすると日陰は首に銃弾を受ける。 日陰が意識を失う寸前、自分の眉間に狙いを定めた男が崩れ落ちる。 気がつくと刑務所にいた。 ５年の刑期を経て出所。組は跡形もなく消え去っていた。 ふと立ち寄った古本屋でバイトをさせてもらっている。 そこで参考書を買いに立ち寄った荒野　一花（こうや　いっか）に出会う。 何度も口にしたお決まりのセールストークに一花が乗せられまくるので楽しくなってしまい 大量に本進めたら全て買っていった、が翌日一花に訳解んないと泣きつかれる。 申し訳なくなった日陰は、店主に暇な時に勉強を教える許可をもらう。 お互いが何者だったか気付いているが今更何も言わない。 下戸。一花と飲みに行くときはタバコ片手にホットミルクティをすすっている。 物静かで芯の通った優しい人。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ボツメモ 紅井　夕日（くれない　ゆうひ） 肝っ玉母さん。もしくはたよりになるみんなの姉さん。 幼い頃に父親がなくなり服飾デザイナーだった母は夕日を連れ世界を転々としながら十代をすごす。 有名デザイナーの娘ということで好奇の目を集め、滞在期間が短い事をいい事に誹謗中傷、差別を受けていた。 週末は人のいない静かな場所を求めて図書館へ。 母親にデザインのいろはを叩き込まれるが服飾にもデザインにも全く興味がわかず 母親のアシスタントを勤めお金をためて日本に帰る。 帰った先に家はなく、大学で出会った彼氏の家に居候する

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