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【努力の外科医】 　もともと地頭が良かったわけではないが、「外科医になりたい」という一心で必死に勉強を重ねて来た。 　というのも、昔から「傷付いて痛がったり、苦しんだりという行為は『生きている』証」で、 　それはとても尊いものであるという思考と、「痛がったり苦しんだりしている人を助けたい」という思考が 　同居していたため、二つを同時に回収できる外科医を目指したとか何とか。 　今では立派に外科医として働いている。 　勿論仕事に前者の思考を持ち出す事は無いが、友人がすっころんで怪我をしたとかの程度なら半笑いで 　「痛いですか？血も出てますね。生きてる証拠です。素晴らしい事です」とか目を輝かせて治療する。 　でも痛がっているのを見るのが好きなだけで自分で痛めつけるのは大嫌い。 　なお兄に対してのみ「痛がっているのも苦しんでいるのも見たくない」と思っている。 　内弁慶ならぬ内ブラコンで、外では発揮されにくいが家では大いにブラコンが発揮される。 　 　感情は豊かな方で、表情筋はきちんと仕事をする。感情が表に出るとは言っていない。 　一部を除いた他者に対しては基本的には常時敬語で話す。…相手がいれば。 　家族には敬語を使わない。特に兄に対しては遠慮が無いこともしばしば。 　高校時代に不良グループに所属していた(喧嘩したりはせずただつるんでいただけ)ため、 　独り言等を言う時は大抵口調が荒い。 <巻き込まれたもの> 　カクレンボ、ニャルラトテップのリアルラックレストラン

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