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さかきばら よしき 2月14日生まれ 某出版社勤務の編集者。苦労人眼鏡。 担当する作家の中に嘉山写楽がいる。 嘉山写楽は作品は面白いし筆が遅いわけではないが、原稿が上がる間際に何故か突然旅行などにふらりと出かけてしまったりするので扱いが難しい。 彼は数年前に奥さんを亡くした時は作家としてももう駄目かというくらいに落ちていたので心配したが、ある時を境に元の通りに戻ったので安心した。 写楽以外にも数人の“手に余る”作家を担当しているので日夜気苦労が絶えない。真面目な気質と体力を買われている…と言えば聞こえは良いが、実質アレな作家を押し付けられているだけとも言える。 好物はブルーベリー。 いつか食べた大変美味だったブルーベリーに匹敵するものを密かに探している。 特徴表 参加シナリオ 太陽と月と眼/永縁を君と/陰陰たる隔絶 以下シナリオネタバレ 20180811【太陽と月と眼】 同行探索者・ユーリア・オン・サヴィナ いつもと変わらず仕事を終え、いつも通りの時間に就寝したら、いつもと違う空間で眼を覚ました。真っ白な部屋。点在する家具。それと、ソファに繋がれた見知らぬ人間…。どういうわけか、彼と自分の視覚には、妙なギミックがかけられているらしかった。試行錯誤しながら部屋の中の手掛かりを探している中で、僕は彼を抱き締めねばならなくなったりしたのだが、その後“彼”が本当は“彼女”である事に気付いた。大変申し訳なかった。また、ユーリアくんは大変に良い子であった。今時あれほど擦れていない子供は珍しい。僕の事まで褒められてしまった。ところで此処では数粒のブルーベリーを見つけたのだが、それが途轍もなく美味だった。ユーリアくんと二粒ずつ食べ、五つ残ったものを持ち帰った。品種がよくわからなかったのが残念だ。新鮮なうちに全て食べた。 （以降、ブルーベリーが好物となる） 20190919【永縁を君と】 同行探索者・神坂文治 たくさんの白昼夢を見た。そしてそれを見ていたのはどうやら俺だけではなかったらしい。神坂くんは変わった青年だが、なんだか彼には良い事がたくさんあって欲しい。取り敢えずは俺が体験した“オカルト的な事象”について教えていく事にする。 20220716【陰陰たる隔絶】ソロシ どうして僕はあのような場所にいたのだろう。もう何もわからないが、暗闇の中で沢山の大変な物を見て、大変な事をしてしまった。だけど僕は、まだ死ぬわけにはいかないんだ。…ただ、今一番心労をかけたくなかった人に心配をさせてしまった事は悔いている。どうしようもなかった事とはいえ。後日写楽先生が昼食をご馳走してくれた。外出出来ないからと配達を頼んでまで。…なんだかんだで、僕はこの人に恩義を感じている。編集者として出来る事に邁進しよう。

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