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国立大学に勤める工学博士。 昨年まで院生だったが、博士課程を修了後、母校ではない近隣の大学にて常勤講師として勤め始めた。 専門は理工学。主に機械工学とシステム工学をカバーしており、AI・ロボットの研究・開発に従事している。 子供の頃に大病を患い、長い入院生活や自宅での療養を強いられた経験を持つ。入院生活中は小児病棟の子供たちとの交流はあったものの、退院や転院をはじめとした別離が多く、他人との長い交友関係を結ぶようになったのは登校復帰した小学校高学年の頃からとなる。 兄弟姉妹もいなかった為、それまでの自宅療養中はロボットや戦艦などのプラモデル作りや撮り溜めたアニメの鑑賞といったひとり遊びや自主勉強に徹することが多かった。 元々ロボットへの関心が高かった中、目にしたTVCMで興味を惹かれ両親にねだり買い与えられたペットロボットを通し、人工知能やロボットという存在に強く魅入られた。 登校復帰後は友人との輪を広げながらも必死に遅れを取り戻そうと勉強に励み、近場の工業高専に進学した。同じ志を持つ級友と念願だったロボコンにも出場し優秀な成績を修め、その後大学の理工学部に3年次編入し、博士課程までを歩んだ。 自身が研究で携わるロボットや人工知能へ、我が子に対するもののような並々ならぬ愛情をもって接しており、そこには子供の頃に受けた治療から自身が子供の出来ない身体になった背景によるところが大きい。 機械工学・システム工学に傾倒する一方、哲学的な思索に耽る癖もあり、身辺の様々な事柄について自分なりの思想の着地点を決めている。人工知能の解と人間の思考についても「その本質に大きな差異は無く、あるのは有機体か否かといった媒介する物体の違いだけ」といった思想を持ち、自分なりの「思考体の本質の在り処」を論拠とした「人間の意思・思考と人工知能の回路との間に優劣は存在しない」という主義を掲げている。 好奇心旺盛で手先も器用。 自身の中にある主義や原則・感覚に従順だが、落ち着きがあり理知的な性格をしている為、他人と衝突したり慌ただしく動き回ったりするタイプではない。 現在、夫との2人暮らし。 木戸夫妻(NPC)とは、院生の頃に同じ大学でオープンキャンパスの補助バイトや学生主体の論稿冊子編集で知り合い、以降付き合いが続いている。 シナリオ「Hello World」クリア。

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