タグ： 真川

一人称：わたし　二人称：さん付け　文字色： 黒髪長髪でそれなりに見目はいいがでかい(胸含む)(Ｆカップ) 習得呪文 ≪未来の視察≫P287 ≪クトゥグアの招来/退散≫P262 【彼女達の口】 高級ナイトクラブ『ナイチンゲール』。そこではジャズを中心としたシンガーの舞台が有名で、よしのは二人の有名な歌手、星川と月野を中心に取材に来ていた。たまたま居合わせた知り合いの探偵の遠野と、初対面だが妙に馴れ馴れしい華族の刈谷と共に歌を聴く。 一周年記念の特別な舞台で星川と月野はデュエットをした。嫌い合っているという噂の二人であったが歌声は美しく混ざり響き合っていた。 記念パーティは三日続く。二日目は星川一人の舞台だったのだが、行方が知れず、彼女の捜索をすることになる。 星川の自宅に行くと、そこは凄惨な様子だった。誰かと同居していたようだが、押入れには貪り食われたような女の死体があり、部屋は血塗れ、四畳間の中心には掌に口のついた薄気味悪い腕の像。部屋のありさまに発狂した他二人を置いて探索したよしのは像を持ち出すことにした。 像には星川と月野の名前が書いてあった。聞き込みを続けるうちに二人が懇ろな関係であったことがわかる。おそらくは死体が星川であることを伝えるためにパーティ三日目のナイチンゲールに向かった。 そこに現れたのは体中に口がついた月野だった。その口からは星川の声が聞こえ、おぞましくも美しい歌声が流れ出る。どうかしなければ。そう考えても何も思い浮かばず、動転したよしのは持っていた像を思いきり投げた。 像が砕けたと同時に月野のようなものは崩れた。よしのにわかったのはこの恐ろしい事件が解決したことだけだ。 【安達が原】

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ