タグ： 千代子ちょこ 常春卓

普段から着物や(夏場は)浴衣を愛用する和風少女。 学生の時はきちんと制服を身にまとうが、戦闘時の衣装は着物。 炎のような柄の扇子を持ち、戦闘時は仰ぐことで炎を起こしたり氷を張る。 直接敵と殴り合うよりも、防御しつつ反撃の機会を伺う戦い方。長期戦に向いている。 自分の意志を無視し、行動を制限する者に容赦しない。それは過去に起因する。 茶道を嗜んでおり、よく1人でお茶を飲みリラックスしている。 ↓九重 てんこの過去↓ 関西地方の閉鎖的な村。そこで生まれ育ったてんこは、外の景色を夢見ながら大きくなった。 しかし幸せだったある日。雨が降らず干上がった土地を慰めるために、白羽の矢が立った。 家の戸口、九重家に刺さった矢は、その家に住むてんこを人柱にすることを定めたのだ。 しかし、ただ定めだから、と受け入れようとした彼女の心には、希望という執着が燻っていた。 「一度でええから村の外に出て……キラキラした、綺麗な街の光を見てみたかったなぁ……」 その願いは、叶えられた。 村は燃え盛り、炎は人々を燃やし尽くした。 村人は少女に許しを請い、怒りを吐き、朽ちていく。 両親は──最期まで少女に手を伸ばした。少女の頭を撫でるために。 そうして、一夜経ち、彼女を縛った全てのしがらみは燃え尽きた。 「あぁ……えぇ気分やわぁ……」 村が一晩で燃え尽きた事件。それは1つの都市伝説となり、すぐにUGNに保護されることとなった。

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