タグ： きしちゃん

『　基本情報　』 ベース：ビデオジャーナリスト 誕生日：2月1日 血液型：A型 特記：自分のビデオを視聴している人間に対し、言いくるめと心理学に10%のボーナス 特徴表1：平凡な容姿 特徴表2：愛書家 好物：玉子焼き（甘いの） 『　性格　』 　頭の回転は速いが、身体能力や精神力がまったく追いついていないせいで自信が常になく、下を向きがち。 　物事をはきはきと伝えることは苦手であり、基本的には誰かの後ろについて回ることが多い。 　様々な面で流されてしまうこともあり、強く自分を出すことが苦手。 　自分の写真を褒められたときだけは素直に喜ぶ。 　軽度の潔癖症。 　何をするでも手を洗い、ウェットテッシュは欠かせない。 　手づかみで何かを食べることにも若干の抵抗があり、ケーキを素手で食べる人を見て眼を丸くする。 　 『　設定　』 　フリーのカメラマンとして写真集などを出している男。 　ほの暗さ、寂しさなどをテーマにした作品を撮ることが多く、大人気作とまでは行かずとも、一定数のファンがついている。 　幼いころからカメラと写真が好きで、誕生日に買ってもらったカメラを持っていろんな写真を撮ってた。 　学生になっても熱が冷めることはなく、写真部に入ったりしてコンテストでの受賞なども経験する。 　しかしそんなある日、塾で帰りが遅くなってしまった鈴は、偶然女性とホテルから出てくる父親を目撃してしまう。 　あまりにも恐ろしい現実を前に、鈴は思わずその光景を写真に納めてしまう。 　その写真を消す前に母親に見られてしまい、家庭は崩壊。 　父からは「お前のせいだ」と理不尽に突き放され、母からも「お前があんな写真を撮らなければ」と嘆かれる。 　理不尽な怒りであることは理解していたが、元来気が弱く周りに流され気味だった鈴は強く自分を責めた。 　自分が写真など撮らなければ、そもそも好きでなければとカメラを手放しかける。 　鈴がそれでもカメラマンとして活動している理由には、もっとも気が落ちた時期に出会った女性の影響がある。 　彼女が一言「あなたの写真が好き」と言ってくれただけで、鈴の心は大きく救われることになった。 　たった一言が鈴の支えとなり、彼はカメラマンとしての本格的な活動を開始することになる。 　ただその出来事がきっかけで、鈴は彼女を心の拠り所としてしまう。 　自分を救ってくれた存在として崇拝し、自分のすべてを捧げたいと思うほど。 　それがどこまでの崇拝なのか、鈴自身にも分かっていない。 　本当に自分のすべてを投げ出せるかどうかは、その状況になってみて初めて分かることだろう。一見恋慕と見られがちではあるが、実際はもう少し薄汚れた感情である。恋でも友情でもないこれは、やはり崇拝と呼ぶしかない。 　 　 　

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