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『　基本情報　』 ベース：精神科医 誕生日：11月12日 血液型：B型 イメージカラー： 職業特記：一件の狂気において〈精神分析〉のロールに失敗しても、環境を整えたり、投薬を行ったりすることで再度〈精神分析〉のロールを行うことができる。 特徴表１；前職 特徴表２：夜に弱い 好物：麻婆豆腐 『　性格　』 　優しく好青年で、真面目な印象を抱かれている。 　しかし内面としては、いついかなるときも誰かの下にいたくないという傲慢（プライド）の塊。 　周囲を見下し、自分のいいように使いたいと思っている。 　自分の思い通りになるものが特に好きで、逆に思い通りにならないことがあると、親指の爪がボロボロになるまで噛んでしまうほどのストレスを受ける。 　 『　設定　』 　赤城家の次男。 　不器用ながら真っ直ぐ生きている兄が父親に叱られているのを見て育ち、「下手くそだなぁ」と思ったのがきっかけで人格が確立された。 　宿題が終わったかと父親に聞かれ、終わっていなければ素直に終わっていないと伝えてしまう兄に対し、弟である彼は前回分を見せたりなどして上手くいなす。 　そもそも宿題を他人にやらせたり、答えを見せてもらうなどして、終わっていないなんて状況ができないようにしていた。 　誰もが彼を優秀と言い、親しい者は彼に頼られることによって弱い一面を見た気になり、ますます自分の側に寄ってくる。 　実際のところ、雄星は周りをコマとしか思っていなかった。 　自分の思い通りに動き、思い通りの結果を残してくれるコマ。 　父親、母親、友人、当時の恋人、すべて自分のコマとしか見ていなかった。 　ただ唯一コマとして見ることができなかったのは、兄ただ一人である。 　バカ正直にしか生きることができない兄は、どんなに手間がかかっても、どんなに苦しくても自分でなんとかしようとする男だ。 　他人に頼るなんてことを知らなかっただけではあるのだが、兄は下手になんとかできてしまう男だった。 　いつの間にか他人を上手く使うこと以外の生き方を忘れてしまっていた雄星は、それが羨ましく、ただただ嫉妬してしまう。 　兄だけは自分の思い通りになってくれず、自分のことを苛立たせる。 　内申点のためだけに所属した生徒会の仕事を持って帰ってきたとき、兄は「勉強もしながらなのにすごいな」と雄星を褒めた。 　いつもだったらその言葉に対し笑顔で対応できるはずだったのに、このときばかりは怒りがこみ上げた。 　こんなもの、周りに散々分担させてすでに楽してる。 　勉強だって友人から答えをもらって済ませた。 　兄からの言葉がすべて皮肉に聞こえ、このとき初めて兄の胸ぐらを掴む。 　楽をしている自分を否定された気がした。すべて一人で処理しようとする兄が自分より上の存在に見えた。 　それが彼のプライドを大きく傷つけたのだ、 　キョトンとしている兄の顔が、さらに怒りを増長させる。 　この日以来、雄星にとっての兄は、敵といってもいいほどの存在となった。 　兄よりも上の存在になりたい、いい人生を送りたいと考え、兄よりも偏差値の高い医大に入学。 　人の命を預かるほどの度胸はなかったため、精神科医を目指し学ぶことを決意した。 　他人の辛かったことの話や悩みの原因を聞き出すことで、この人間より自分の方が優れていると考え、ストレスを発散する。 　そして他人をコマのように扱っていた彼からすれば、他人のほしい言葉をかけてやることなんて朝飯前であった。 　これぞまさに天職。適度に人脈を増やしながら、現在は研修生として実際に精神科医として経験を積んでいる真っ最中である。 　余談ではあるが、ストレスというなの負荷が多くかかると、親指の爪を噛んでしまう癖がある。 　特に周りが自分の思い通りにならないときや、ひとりじゃ何もできないことを指摘されてしまったときに過剰反応し、目を見開いて怒りの感情が全面に出てしまう。下手すればわめき散らかし、相手の首を絞めてしまうことだってあるだろう。 　自分の生き方を否定されたときや、図星を突かれたときに弱いのだ。 　結局彼も、兄に劣等感を抱くひとりじゃ何もできないただのコンプレックスの塊なのである。 　大きな失敗をして周りから人がいなくなり、頼れる者の姿が見当たらなくなったときにどうなってしまうか、それはそのときにならなければ分からない。 　そこで終わってしまうか、はたまた――。 　常に自分の中に一定の基準を持っている。 　それを満たしている人間に対して、彼は少々子供っぽくなる一面があるようだ。 　気にしている部分をからかわれたり煽られれば、素直に怒り顔を赤くする。 　冷静じゃなくなった彼の口からは上手い返しが見つからず、単調な罵倒の言葉が飛び出そうになり口を塞ぐ。 　その一定基準とは、相手に傷ついてほしくないかどうかのラインだ。 　ただの罵倒の言葉は、相手を傷つけかねない。だからこそ、それだけは言えない。 　すぐさま反撃が出来ないからこそ、彼は顔が赤らむほど怒るのだ。 　その段階が過ぎれば、彼も冷静になり反撃を試みることだろう。 　しかしそれがどうも悪戯っぽくなってしまうのは、赤城雄星という男の軸が、まだ幼いからなのかもしれない。 『　興味ポイント振り分け理由　』 回避：人脈を作るための部活動体験で習得 パンチ：同上 水泳：同上 跳躍：同上 応急手当：医大に通っている以上、最低限の肉体的治療方も習得できた 聞き耳：上手く生きていくためには、耳から入ってくる情報は大切である 図書館：資料を探しているうちに鍛えられる 目星：上手く生きていくためには、目からの情報も大切である。

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