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【経歴】 大日本帝国海軍にて勤務する壮年の海軍軍医。階級は海軍軍医少佐。 好物は海軍カレーとウィスキー。 過去に軍人を多く輩出した元士族の平民家庭である善知鳥家の長男として生まれ、幼少期から厳しい教育を受けて育った。 東京にて旧制第一高等学校・理科乙類を卒業後、東京帝国大学医学部に進学。 後に築地の海軍軍医学校に入学し、卒業後はそのまま海軍省医務局に配属され、軍医学校に併設されている東京施療病院の勤務となる。 医学生時代には主に脳外科を専攻し、精神病と心的外傷、及びその治療に関する論文を幾つか執筆した。 主な業務として通常の軍医業務に加え、戦傷軍人を対象とした医療ソーシャルワークの試験運用にも携わっている。 ソーシャルワーカーとして相談業務を行う傍ら、軍医学校において脳医療の講師として教鞭を振るう事もあり、講師就任に際して軍医大尉に昇進した。 戦場において精神的外傷を負った兵士に対する医療相談・社会復帰援助の実績が認められ、先日に軍医少佐へと昇進したばかり。 ドイツ式の研究中心主義的な医学よりも、イギリス式の臨床に即した医学に重きを置いており、イギリスに短期留学した経験もある。 陸軍に対しての隔意は無いが、陸軍の医務局がドイツ式中心である為ソリが合わないとは感じている。 日露戦争時にはまだ医学生であった為参加しておらず、また第一次世界大戦時にも日本海軍が派兵した特務隊の中に選ばれなかった為従軍していない。 そのため、拳銃の成績はそれなりに良好であったものの、未だ人間を撃った事はない。 探偵事務所に出入りしている理由としては、様々な業界に顔を出す探偵という職業柄、戦傷によって退役した軍人の再雇用の伝手を期待してのこと。 24歳の時に結婚した7歳年の離れた妻と、5歳になる息子が居る。 【技能】 ・<図書館>…医学生時代から調べ物をすることが多く、本の扱いには慣れている。 ・<目星>…戦傷軍人たちが抱える心的外傷を見逃さない為にも、些細な仕草などに目を向けている。 ・<信用>…心的外傷を抱え、コミュニケーションが困難となった人々と接するうえで、受容を感じさせる雰囲気作りを心掛けている。 ・<英語>…本場のイギリス式医療を正しく理解するために、最低限の英語のスキルは必須である。

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