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（いちのせ　ちあき） カメラマンとコスプレイヤーという二つの顔を持つ。 女の子物の可愛い洋服よりも、男の子が着るようなパーカーだったりカッコイイ洋服の方を好んで着る。いわゆる男装少女というやつである。 顔立ちも中性的だったりすることもあり…服装によっては男子にしか見えない。その為間違われることなど日常茶飯事である。 まぁ、本人は意図的に男装しているので、願ったり叶ったりな模様。 性格は年の割に子供っぽく、無邪気に笑う姿も良く見られる。 カメラマンの仕事は「写真を撮るのが好きだから。」コスプレイヤーは「楽しいから。」と、好きなことを大切にする。 本職はカメラマンの方なのだが…組織に属している訳ではなく、フリーランスのカメラマンとして自由気ままに活動している。 風景写真・人物写真・水中写真など　様々な写真を撮影するが、彼女が一番得意とする分野は《イベント写真》を撮影することと言えるだろう。 イベント会場の活気、人々の楽しそうな表情や姿、全体の雰囲気…それらを写真という残るもので伝えること、それが彼女の得意分野である。 しかし、幾ら好きで得意とは言え、カメラマン　それもフリーともなると…それだけで生活をしていくのはそう簡単なことではない。 其れなのに、彼女が好きなことだけを仕事に出来るのは、もう一つの仕事であり趣味である『コスプレイヤー』であることに関わってくる。 趣味の一環で始めたコスプレ。元々好きなことには時間も労力も厭わない彼女は練習し、メイクを覚え、コスプレ衣装も自らで作成するようになった。 その時助けてくれたのが、学生時代の先輩でもありコスプレ仲間でもある《屑原　緑》だった。 不器用だった一ノ瀬に、メイクの仕方やコスプレの楽しさなんかを教えてくれたのも彼女である。 葛原緑については後程詳しく記述しよう。 葛原のお陰もあり、彼女のコスプレは中々のクオリティーとなった。オリジナルのコス衣装もあれば、アニメやテレビのキャラクター衣装も作り上げてしまった。また仕事柄、撮影技術は見事なもののため　彼女のコスプレ写真、そして彼女の存在がレイヤーの間で話題になるのもそう遅くは無かった。 そのため『コスプレ写真の撮影を頼みたい』『雑誌のカメラマンになって欲しい』『イベントの広告用写真をお願いしたい』というような系統の依頼が増えたのである。 彼女のカメラマンの仕事を支えているのはコスプレであるといっても過言では無いだろう。 《葛原　緑について》 上でも少し記載した通り、彼女は一ノ瀬の先輩でありコスプレ仲間である。 コスプレの仕方や楽しさを教えてくれたのも彼女で、一ノ瀬は彼女の事を『姐さん！』と呼んで慕っている。 イベントがあれば一緒に出掛けることも少なくない。その場合、一ノ瀬は彼女の専属カメラマンの様な存在となり、彼女の姿を中心に何枚もの写真を撮る。 彼女はこだわりが強く、満足させられる写真を撮るのは中々に難しいが…その分、彼女が満足させられる写真が撮れた時の嬉しさは大きい事もあり、諦めずに何枚も何枚も撮影するのだ。 ーーそれに、そうでなくても『姐さん凄い絵になるから撮影するの楽しいし。』…とのこと。 一ノ瀬は、私服のみではなくコスプレでも男装をする場合がほとんどなのだが…彼女の頼み(半強制)で女の子向けのフリル付きの洋服なんかも着させられることもしばしば…。 『えー…ボクには似合わないよ。あーゆうふくは撮影するだけで十分。』と本人はいうのだが…。 幾ら普段男装しようと実際は女子。顔立ちも決して悪くない為似合ってしまうのが現実である。 まぁ、褒められるのは悪い気しないし…何より、彼女が服を選んでくれたということは嬉しいので、結局着てしまうのだが。 ＡＦ 月光花：『異世界転移してみた件。』クリア報酬　光り輝く枯れない花。部屋に飾ってるんだとか

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