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あたしの名前は咲坂いろは。コードネームは「ゼロ・グラビティ」。怪我したくなかったら無闇矢鱈とあたしに構うんじゃねぇ。一人にしてくれないか。仕事はちゃんとするからさ。 --- いろはの両親は優秀なUGNエージェントである。彼女もまた、優秀なエージェントになるであろうと期待され育てられた。 しかしいろはが中学生のとき、彼女の目の前で大切な友人がFHによって殺害される。その光景を目の当たりにし怒りで能力が覚醒するが、力を制御できず暴走状態となった。そんな彼女を救ったのは一人のUGNエージェントだった。 暴走したことを知った父は、彼女に失望すると同時にいづれまた誰かを傷つけるのではないか、それは自分かもしれない……と心のどこかで恐怖を覚える。そして彼女を避けるようになった。 一方でいろはの母は彼女に異様に執着するようになる。父から見放された彼女に寄り添うのは自分しかいない、と。また、いろは自身も心が壊れた母を見て自分が支えなければと思うようになる。もう自分には母しかいないのだと言い聞かせるように。 以来、両親の前ではUGNチルドレンとして真面目に振る舞っている。しかし普段の言葉遣いは粗野で乱暴。それは、もう二度と目の前で大切な人を失いたくないという思いから「大切な人」そのものがいなければいいと考えるようになったからである。そして必要以上に他者を寄り付かせなくなった。 自分が暴走した際に救ってくれたUGNエージェントに密かに憧れを抱きいつか恩返しがしたいと思っているが、また傷つけるものがいるのではないかという恐怖から、その存在に近寄れずにいる。 彼女が失った友人はサッカー選手を夢見る少年であった。まるで友の無念を晴らすかのように、友人の好きなサッカーを続けている。いろはにとってサッカーをしている時間は、人間として振る舞える唯一の時間であり、心の拠り所である。 サッカー部に所属する高校生。基本的に他者には冷たく接するが、UGNチルドレンとしての仕事は真面目に取り組む。 --- ▽参加シナリオ 『一波万波のエーワンゲリウム』 PC③ ロイス:《逃走援助(ラナウェイメイカー)》遁走風雅(とんそう ふうが) 推奨感情:P執着/N侮蔑 貴方は東京都かなで市のUGNに所属する新米エージェント(チルドレン)だ。 最近、あなたの住むかなで市ではハヌマーンのオーヴァードが連れ去られる『ハヌマーン狩り』が起こっており、UGNはFHマーセナリーである遁走風雅、通称《逃走援助》が関与していることを把握している。 経験点+21

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