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「友情は見返りを求めないんだぜ？そんなことも知らないなんて、やっぱりお前は馬鹿だなー」 「俺は大好きなお前らが仲良くしてるのを見てるだけで、本当に幸せだ」 ・あなたはこっくりさんについて詳しい ・あなたの家は忍野アリナと隣家である ・あなたは不定の狂気(健忘症)を患っている ・あなたは日記を毎日つける習慣がある ・あなたはおキツネさまに聞き覚えがある 秋原高校オカルト部に居座る帰宅部。ひょうひょうとして捉えどころのない性格だった。探索者達とは昔から腐れ縁的に仲が良い。仲良し５人組の中心人物で、物好きな先導者。何を考えてるかわからないが、突然心を見透かすような深いことを言ったりもする。どこまで本当かよくわからないけどまぁいい奴。 ４年前に親友達と神社の祠を探索していた際に、ワルイモノに襲われた親友の枝夢が世界から消失した。枝夢の本来の姿は天津の白狐に封印されていた国津の黒狐の一尾だったため、人間として過ごしていた間の周囲の記憶は完全に消えてしまうはずだった。しかし朱鳥の心の奥底にあった「親友のことを忘れたくない」という願いから、親友達の間では枝夢の記憶が消されることは無かった。常人よりずっと人の心に敏感だった朱鳥は現実に耐えられなくなり、学校に通わず引き篭もる様になる。親友達を先導していたのはいつも自分だったからと、誰よりも自分を責め続ける毎日を送っていた。逃避するためにひたすらに古文書を読み漁り、歴史を学ぶ。その理由を、朱鳥自身忘れてしまっていたけれど。 そうして高校に通う日には、いつしか健忘症を患っていた。朱鳥の中では枝夢の居なくなった四年前から時間が止まっており、繰り返す毎日の記憶を忘却し続けていた。自分自身のことすら分からなくなったが、それでも親友達に話しかけた。上辺だけの関係が続き、少しずつ心が離れていくことにすら気付けずに。 オカルトが好きで、特に自分自身でも知り得ない自分のことを教えてくれる降霊術に依存していた。枝夢が消失したことを認めてしまうことを無意識に拒み、超自然現象だけは絶対に信じていなかったけれど。自身の願いも分からないまま、昏睡事件の原因であるおキツネさまの儀式をしようと言い出した人物でもある。 現実を受け止め狂気から覚めた今では、本来の猫被りな性格に戻っている。昏睡事件が起きる前までは何をしても上の空で、無理に明るく振舞うことから空っぽで捉えどころの無い奴だと思われていた。非常に世渡りが上手く、八方美人。表向きは誰に対しても『いい奴』だが、本性は狡猾でプライドが高く周囲を小馬鹿にしている。素の荒い言葉遣いで反応したなら、それは愛情の裏返し。 現実を受け止め狂気から覚めたので、これからは俺様な毒舌っぷりが披露されるであろうことに期待。 【継続シナリオ】七味卓第一幕「おキツネさま」→オフセ「希」→オフセ「温泉旅行の怪」→七味卓第二幕「こっくりさん」

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