タグ： 620kome 包平の人

戦闘狂もとい銃器の狂信者。 とにかく撃つんだよ。敵がいなくても恨みがなくても撃つんだよ。 銃は強いかどうかだよ。人も強いかどうかだよ。 ＜参加セッション＞ ・狩人の矜持(2018.8.24)→生還 ・たこパしよ7(2018.9.1)→生還 ・プ〇キュアになる！(2018.10.28)→生還 ・男の子→生還 ・警告、ガスマスクは生命線である。(2019.1.5)→生還 ・黎明に舞う天使(2019.1.15)→生還 幼い頃、祖父の銃に触れてしまったのが運の尽き。 本人は「ビビッと来た」と語るが。 実際は「ズドンと撃った」のである。自分の頭を。ちょっとした不注意の、不運な事故で。 十時間を超える大手術により、なんとか一命はとりとめたものの。 銃弾を摘出する際、脳の一部を切り取るしかなかったため、大きな後遺症が残った。 最後に見たもの―――銃に対する異様な執着と、認識機能の不具合である。 彼は現実を正しく認識できない。 自分で自分の頭をぶち抜いてしまったことも。 父も母も兄弟も目の前にいても、それが自分の家族だと認識できない。 銃弾が当たったら人は死ぬ、ということもわからない。 それゆえに友人は少なく、人に心を開くこともなく、ただ銃と共に生きてきた。 唯一の幸運は。 祖父が反社会勢力の一員であるため、安易に銃が手に入ることだ。 幸い彼の中で祖父は銃と強く結びついているため、家族だという認識もできている。 今日も彼は祖父を口実に、どこかで銃を撃っている。 ――――――――――――― そこで動いてるのはだいたい的だ。 的は撃ったら動かなくなる。 でも友達は撃ったって死ぬはずねえんだ。だって人間が銃で死ぬはずねえんだ。

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