タグ： 瑛嘉玄

※基本ルルブP.48「犯罪者」準拠。個人的な技能として《聞き耳》を選択。 ※この探索者は神話的事象に遭遇したものの、それが原因で狂気に陥った経験はない。 そこそこの名門大学に合格し、一人暮らしをしながら勉強に励んでいたが、 その途中で本当に目指したい道を見つけ、現在の学科ではそれを学べないと感じ、両親と相談して中退した。 今は働いてお金を貯めているが、将来的には医学の道へ進みたいと思っている。 中学生時代は今ほどガタイは良くなく、特に理由もなくいじめの標的となっていた。 かつては、過去に自分をいじめた者を殺すことに執着していたが、 既に復讐は完了し、今はコンビニ店員として普通の生活を送っている。 殺すといっても、例えば殴り殺す・刺し殺すといった手段は取らない。 対象が苦しんで苦しんで苦しみ抜いた後に絶命するといった結末でなければ、彼は満足しないのである。 過去に彼が殺した人間は8人。直接殺した訳ではないが、実質的には彼が殺したと言っていい。 8人全員を拉致・同じ空間に監禁し、予め数本のナイフ・ある程度の食料・水だけを設置しておき、そのまま放置したのである。 公に事件が発覚したときには、既に実行から2年半が経過しており、彼を容疑者とするにはあまりにも証拠が不足していた。 司法解剖の結果、8人中7人は失血死、1人は餓死であった。何が起こったのかは想像に難くないだろう。 彼はこの事件が報道されるだけで、完全なる満足感を得ることに成功したのだ。 また彼はその間、一度たりとも犯行現場に戻らなかった。 それどころか、コンビニ店員として普通に愛想よく振る舞い、ごく一般的な日常を送っていたのである。 拉致監禁した8人に対し、一切の無関心であることも含めて、彼の復讐であったのだ。 なお、自分が逮捕されることは絶対にあってはならないと考えている。 「人を殺せばもちろん殺人罪だ。しかし、例えばゴキブリを叩き潰しても罪にはならないだろう？ 　私はゴキブリを8匹殺しただけだ。もしこれが犯罪になるというのなら、間違っているのは法律のほうだ。」 これが彼の思考である。彼の心中には、罪悪感など欠片も存在しない。 [そして誰もいなくなった]からの生還：クトゥルフ神話技能+1,薬学+7

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