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帝都の裏通りを闊歩した博徒。 任侠者といった風情ではなく、飄々とした狐のような雰囲気の優男で流れ者といった様相である。 左頬にある傷跡と両腕と肩に彫られた鶴と睡蓮の刺青が特徴。 様々な賭場に顔を出してはその日の稼ぎを持ち、適当な宿や空き家、女の家を渡り歩く野良猫のような暮らしをしているが、自身の下宿も所持してはいる。 サマの腕か単なる強運か勝率が異様に高く「獲狐(かくこ)」という通り名で呼ばれることもある。 実家は小さな神社であり、父が神主を務めている。 長男であったことから後継ぎとして見込まれてきたが、粛々とした空気や堅苦しい作法等が肌に合わず(合わないというよりも寧ろその空気がしっくりとき過ぎて気味が悪いと感じていた)、実家から逃げ出してきたのが今の生活の始まりであった。 昔から「よく見える」体質であり、霊的なものから離れたかったことも家を離れた一因としては大きい。 《式神使い》 習得: 1d6正気度 コスト:1d4正気度と分け与える分のMP 解説:望む量のMPを分け与え、スピリット·クリーチャーである「式神」を作成する。この式神は与えられたMP相当のINTとPOWを持つ。分け与えることのできるMPの上限は術者のPOWまでである。 式神は[POW× 1]時間まで、術者に従い、その後消滅する。 術者は神を放ち、離れた場所の情報を得たり、メッセージを伝えたり、ほかの魔術の中継とすることができる。 《管狐》 習得:1d3正気度 コスト:1d3MP 解説:動物霊を操り、目前の対象を苦しめる。術者は対象とのPOWの抵抗表ロールを行なう。この判定に成功した場合、相手は[CON × 5]ロールを行ない、失敗する と、1d6の魔法ダメージを受け、気絶する。抵抗表ロールに失敗した場合、術者が同様の効果を受ける。 《禁人符》 習得:1d3正気度 コスト:1d6MP 解説:魔力を込めた符を対象に張り付けて、金縛りにする術。 張り付けは〈投擲〉か(こぶし)で判定する。対象はこの攻撃を受け流すことはできず、回避に失敗した場合、［POW × 3]ロールに成功しないと金縛りになり、一切の身動きができなくなる。対象は自分の手番の開始時に［POW× 3]ロールを行ない、成功すると金縛りが解ける。 また、誰かが張り付けられた符をはがした場合も解除される。 シナリオ「機関車ホースパーティ」クリア。

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