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弁護士。一浪、司法試験不合格一回を経てようやく一年前に司法試験に合格した。両親は息子に建設業を継がせようとしたため重機の扱い方から順繰りに教えようとしていたが、本人が弁護士になりたいと頼み込み跡継ぎを拒否したので彼は重機だけ扱える。ちなみに息子の決意を両親は最終的に受け入れたが、本人はそのことをいまだに気にしているため実家に帰る足が遠のいている。公共の場での一人称は私だが、友人や身内には僕になる。テレビや本などを暗い部屋で楽しむことが往々にしてあったので目が悪い。現在は眼鏡オンリーだがこの先コンタクトレンズを併用することも検討している。 東塚は建設株式会社の一人息子であった。父親は彼に跡を継がせようと幼少期から重機と親しませた。ただ、彼は成長する中で自分はこの職業に適性がないと理解した。身長ばかり高くなってもそれに付随する筋力がなければ肉体労働は困難だ。それに彼には将来の夢があった。弁護士。ドラマで見た真犯人を糾弾する姿は東塚少年の心にずっと残り続けていたのだ。 彼は家族を必死で説得し、単身都会の大学へと進学した。そして足りない地頭の分を並々ならぬ努力で埋めて、彼はとうとう司法試験に合格した。それが一年前の話である。まだ憧れの弁護士には程遠い。都会に慣れ、見た目こそあか抜けたものの、彼の目標とするところにはまだ至らない。 学生時代、夢に追いつくために本を読むのだと話した相手は誰だっただろう。相手は笑って、それに対して、別におかしくないだろうと柄にもなく怒ったのだ。あのころの私は未熟だったから。今なら「至って本気だよ」と口角を上げて言えるだろうか。 年収：700万円 【踏破シナリオ】 何か一シナリオやっていたはず。 【口調イメージ】 「東塚英次郎だ。一応弁護士をしている。よろしく」 「私はそんな非現実的なこと信じたくもないが……見つかった証拠はどうやらそうさせてくれないらしい」 「なんでまたそんなことを……！　そんなことが許されるとでも思っているのか!?」 「自然が豊かだと落ち着くな……。僕の地元と似ているからか？」 「何をもって正しいとするかは違うだろう……まったく、残念なことだが」

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