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「ねえこうちゃん、わたし、生きてていいんだよね……？」 事故で脚を失い、それと引き換えに幼馴染みの命を救った。 その際、自らの血を分け与え（覚醒させ）ることで凄惨な事故から彼を無傷で生還させる。 しかし、これらの行動全てが無意識に行われていたため、彼女自身は救ったという自覚がない。 ゆえに彼が自分を支えるために傍にいることをうれしく思いながらも、本当にこれでいいのかと思い悩み続けている。 日常生活は『どんなときも』一緒。 《血色の花嫁》でこうちゃんの血を使い《赫き剣》で鋭い刃のような脚を作る。 人の脚らしさを取り繕う素振りすら見せない、緋色の義足で舞うように戦う。 大切な人の命を纏うことでしか戦えない。心身ともに幼馴染みに依存しきった少女。 ――――あの日、脚と引き換えに命を助けたから、戦うときは命と引き換えに脚を得る。 【Nevermore】 ちょっとだけ、強くなった。 精神　＋１ 意志・知識（こうちゃん）・情報ＵＧＮ　＋１ 《赤き聖餐》＋２ 【メモ】 ▼Artificial Life：人工的な命《赫き剣》《破壊の血》 　こうちゃんに分けてもらって初めて出来ること。 　自分だけではなにもできない。助けがなければ立ち上がることすら出来ない。 ▼Anathēma：呪わしいもの、大嫌いなもの《災いの魔剣》 　分け与えられた命を削って、忌まわしいものを排除する。 　二人を傷つけるものは全て消していかなければならない。 ▼Lament：慟哭、嘆き悲しむ《渇きの主》 　返して。わたしから奪ったもの全て。 ▼Requiem in Phony：偽物の鎮魂歌、偽りの追悼《朱色の大鎌》 　R.I.P（安らかな眠り）なんて与えてやらない。 ▼Nevermore：二度としない、二度とない 　嫌いなもの、忌まわしいもの、邪魔するもの、全部なくなれば、二度と傷つかない。 　

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