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2015ギャンブラー…ギャンブルの際、幸運＋１０ ・俊敏…回避初期値ＤＥＸ×５ ・戦士…あらゆる近接武器初期値５０ 7月7日生まれ（ギャンブラーっぽいからそう言っている。1月19日生まれ）、B型。 人並以上に美しい両親から生まれた、人外じみて美しい男。 特に苦労する事もなく運動が出来、特に苦労する事もなく勉強が出来、特に何もせず歩いているだけで偶像視され、呼吸をするだけで愛された。 生まれてから常に「完璧なもの」として扱われていたため、自分の足元に群がっている「完璧でないもの」の事が全く理解出来ない。 そのためAPP15以下の人間の事は全員同じ棒人間くらいにしか思っておらず、APPが上がり自分に近づくにつれて段々顔を認識するようになる。 パッと判断出来るのが見た目だという理由でとりあえず最初は顔で判断しているが、その他の要因で何か目を惹くようなものがあれば視界に入れる。 しかしそこに至るまでの苦悩や葛藤など人間らしい紆余曲折には（自分には理解出来ない感情なので）興味が無く、 あくまで完璧で美しい「完成品」が好き。自分と同じ高さに立つ者と対峙するとき、そこには崇拝も畏れもなく、初めて人になれた気がする。 もしかしたら線を引かれた人生に孤独を感じていたのかも知れないが、それに気付けるほど人として生きてこなかったのでよくわからない。 よくわからないが自分と同じものを見ると楽しくなるので、とりあえずキスをしておく。高APP相手に対してのみ男女問わずキス魔。探偵所の皆よろしくな。 本名は「四天王寺ミカゲ（してんのうじみかげ）」といい、両親と弟（妹だったかもしれない）と暮らしていたが、 自分のことをいたく可愛がる両親とあの手この手ですり寄ってくる周囲の人間のことを「醜いなぁ」と感じ、ある時ふらりと家を出た。 特に身の振り方も決めていなかったが、顔の気に入った男だったか女だったかの金持ちに連れられてたまたま違法カジノに出向き、 煌びやかで美しい空間にひしめく、（顔の美醜はともかく）豪華に着飾った人間たちがあまりにも醜悪なので、 ここに居れば美しい自分でも醜いものの気持ちがわかるのではないか、と興味が湧いて物見遊山でギャンブルに手を染めるようになった。 勝ちに喜ぶ周囲の様子を真似、負けに苦悩する周囲の様子を真似、綺麗なものは好き、綺麗なものがほしい、欲がある真似、人間の真似、人のふり。 そのうちギャンブラーとして活動している間は人間の顔が上手くなったが、朝が近づくにつれて演技が面倒になって元に戻っていく。 執着しているフリをしていた金品や貴金属その他諸々にも興味がなくなり、帰る頃にはどこかに捨てるか競馬など適当なものにつぎ込んでしまう。 色々な人間の家やホテルを転々とする根無し草だったが、偶然出会った土萠花梨があまりにも鮮明に視界に映りこんだので、 彼女より美しい人間と出会うまでは、朝が来れば彼女の経営する土萠探偵事務所へ帰っていくつもり。 ちょうど顔採用で探偵業に誘われ、手先の器用さで怪我の手当てや精神分析という名のキスなど ヒーラー的な役回りで助力するようになった。キスされたくなかったら発狂するな。 APP15以下の依頼人の顔を覚えられないのがネック。 基本的に朝帰りで、探偵事務所に帰るととりあえず目に付いた誰かに接吻をぶちかまして寝る。汚物（賭場の空気）はAPP18で消毒だァ～～～～！！！！！ 昼頃起き出し、適当なお兄さんお姉さんとデートすることで色々買ってもらって賭博の資金を得る。お金をくれる良い人はたくさんいる。やったね。 ギャンブラーの格好をしている時が一番元気で、人間らしい演技が出来る。素の格好を知っている人間には割とギャップで驚かれるが、 素の方を「勝負ごとじゃないと身が入らない、寝ぼけてぼーっとしている」と誤魔化してギャンブラーが素ということにしている。 人間になってみたいから、海の底に堕ちることにした。 （そのまま死んじゃうかもしれないけど）

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