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原宿ファッションに身を包んだ日露ハーフ。 日本語は割と問題なく流暢に話せる。 「玲尾 レーニャ」と名乗り、レオかレーニャと呼ばれたがる。 性格は一言で言えば「ワガママお嬢様」。 世間知らずで子供っぽく、甘いものや可愛いもの、派手なものが大好き。気が強く少し怒りっぽい。 一人暮らしが初めてらしく、はっちゃけて派手なファッションを楽しんでいる様子。 正体は「風に乗りて歩むもの」イタクァと人間のクォーター。 本名はレオニーダ・天堂・ロパーチナ。 玲尾(れいお)はレオの捩り。レーニャはレオニーダの愛称系。 「風の落とし子」(のクォーター)の力 任意でMP5を消費する事で天候を操作できる。 感情に伴って使用されることが多く、機嫌を損ねるとすぐに天候を悪化させる。 また、任意、あるいは激怒した時に祖父であるイタクァに非常に近い外見に変身して怪物となり、ステータスが以下のように変動する。 STR 29 CON33 POW20 DEX18 APP× SIZ48 INT15 EDU17 耐久40 装甲6 DB 2d6 ○ 彼女の母方実家は、極北の地でイタクァを信仰している地元の長の家系である。 とある遠い先祖の女性が、イタクァとの間の子を産み、その"神の子"が地元で現人神として崇められて以降、定期的に適性のある女性をイタクァに捧げ、イタクァに気に入られた場合は間に子を成し"神の子"を産み、その子供が現人神として権力を握る、という家系である。 レオニーダの母、エリザヴェータ・ロパーチナがその"神の子"であり、現在の地元の現人神である。 エリザヴェータは家の権力を生かして会社を立ち上げ、仕事先で知り合った日本人男性と結婚して、レオニーダをもうけた。 そんな家に生まれた彼女は、母の事業進出の関係で北海道にいる父の元で暮らしていたが、名家の令嬢、社長令嬢としての生活に飽き飽きしていた。 ワガママを言えばみんな聞いてくれる。何でも用意してくれる。けど、家ですらも付き人がついて、1人では出歩かせてもらえない。そんな窮屈な生活に我慢できなくなってしまった。 「アタシは大人になったんだから、一人で外を歩いたり遊んだりしたい！」 そんな、子供っぽい気まぐれとワガママと遅めの反抗期で彼女は家出してしまった。 自分名義の通帳も持ってきたし、一応日本での戸籍もある。ママの命令か、使用人がアタシを探して追っかけてくるのは面倒くさいけど、まだ見つかってないし、アタシの初の都会の一人暮らしは今の所ジュンチョージュンチョー！ (…と本人は思っている。実際は箱入りで育てられた事が祟ってだいぶガタガタ) そして「神の孫」レオニーダ・天堂・ロパーチナは、「玲尾 レーニャ」と名乗り新宿の人波に単身、身を投じたのである。 実家をほっぽいて家出した今は、母の命で彼女を連れ戻しにくる使用人達から逃げ回っている。新宿という都会に来たのも、人も物も多いし、ロシア人の使用人達には言語が通じなくて探しにくいだろうという理由から。 髪を染め服を変え、サングラスをかけて姿を変えて申し訳程度に偽名を名乗り、追っ手たちの目を誤魔化そうと試みてる。 ロシアで暮らしていた幼少期から「風の落とし子」譲りの気性の荒さも相まって、しょっちゅう機嫌を悪くしては吹雪・落雷などの悪天候を呼んでいた為、使用人や周囲の人に恐れられ、機嫌を損ねないように甘やかされ、社長令嬢というのもあって裕福にワガママに育った。 学校などには普通に通っていたが、ワガママな性格と怒ると天候を変える力を怖がられたことで、友人はできなかった様子。 地元じゃ神の力でも、世間的には「怪物じみてる」能力である事は理解しつつも使うことはあんまり我慢しない。でもちょっと苛立った位では酷い悪天候を呼んだりはしないようにしてるらしい。ウッカリ建物壊したりしたら、騒ぎになって面倒だもん。 たぶん、幼少期でも「やーい怪物！」とでもからかおうものなら、彼女が怒った瞬間ブリザードになるので、地元でそんなこと出来る奴いなかったと思う。恐れられてるとはいえ"神の孫"だし。 高校入学と同時に日本に来た後も「外人だから日本語は分からんだろ」とクスクス笑われ、バカにされたことを理解して怒って嵐を呼んだ事で気味悪がられた。 仕事ばかりで、自分の事も家と会社の後継ぎとしか見てないママの事はあんまり好きじゃないし、ママに良いように尻に敷かれてるパパはもっと好きじゃない。 自分を甘やかしてくれる付き人達は好き。 でも彼らが自分に優しくしてるのは、決して"自分を愛してるから"とかじゃなくて、"天候を左右する自分と母を怖がっているから"であることを理解している。いつでも付き人がいたのも、彼女を暴走させない為の見張りと宥め役の意味が強い事も。 アタシを探しに来る使用人達だって、結局はアタシよりずっと強い"現人神"のママには逆らえないってだけで、アタシを心配してるからって訳じゃないもん。 クリアシナリオ 怪物たちのララバイ

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