タグ： 神里探索者

●性格● 基本的に優しいけど自分の身が一番大事な一般人 卑しくずるいけど、特段自分が悪い人間とも思いたくもないので 善人がしそうな行動を頑張るっているとても小物 いざって時は根性を・・・出せない、そんな男です ●念話受信ってなんぞや● ※KP次第では無しでも構いませんよ…！ 神話生物や魔術師によるMP的念話を受け取る技能 上の空で言い終わるまでは終えられない 自身に向けたものは無条件でうけとることにしても良い 樋口は自分に向けていない神話生物の念話を盗聴する事ができることにして良い 盗聴した記憶は本人には無いが、上の空のようにつぶやくのを周りの人は聞くことが出来る この間、樋口は一切動くことが出来ない、なんかのヒロインかな？ ちなみに、これは周囲に起こった念話ならば盗聴可能であるが、その範囲判定はKPに任せる 技能値は初期値、暗黒の祖先の数値と同じものにしてある ●AF・呪文等● ※封印してもいいしそもそも条件的にまずムリ 「災禍の瞳」(オリジナル呪文) この呪文はイゴーロナクによって新たに想像された呪文である。 ＜光と闇の目＞(基本ルルブP278)を元に作られたこの呪文は元となる呪文と同等のコストがかかる。 自然の物質を対象の眼球に埋め込み、一晩かけて詠唱する必要がある。 POW100のコストがかかる。このコストは複数人で協力して出しても構わない。 協力者は詠唱の言葉を知っていれば呪文を理解している必要はない。 この呪文は光と闇の目を強引に逆転させたにすぎない。 脆いこの呪文は物理的に容易に破壊できる。 効力としては半径16キロメートル圏内に神話生物が集り、招来の呪文の成功率が飛躍的に上がる。 ●暗黒の祖先　32● デメリット特徴についての増加分1ｄ6→5 孤児院出身の彼だが、この世界にはよくある、生贄を安定生産するための施設に居た それが樋之口、ネットで安値取引された時、彼は物心もついていない少年だった 非人道的な血族でこそ無いものの、神話生物関係の儀式の最、体に改良が入っている といっても、彼の場合は、念話を発音するというもの、しかも自身で制御も出来ない 誰かのための通信機だった。 樋口自身も、その事を知らないため、本当に利用するためだけの力だった 孤児院が閉鎖されてからというもの、彼はその身の上をとても訝しく感じた 誰に話そうが、苦しみ知らぬ者からの心ない安っぽい励ましだったからだ だが一人、あっけからんとした気持ちの良い、 引き取られた孤児院のオーナーの親戚の女性に大きな影響を受けた それが時雨寿衣だ 彼は彼女に恋愛感情などは持っていない、ただ、その等身大で遠慮のない人柄に とても憧れを持ったのだ といっても、自分はそこからは程遠い根暗人間 時々話してはその有り様に憧れただけ だがどうだろう、気づけば彼女は孤児院に来なくなっていた もちろん、時雨寿衣にとって、彼が特別名前を思えてもらえるような人だったというわけでもない 樋口は挨拶を出来るような間柄ではないと感じていた そして気になって聞いてみれば、彼女は今引きこもっているということ さすがに気にしてしまった、彼は彼女の、オカルト本を熱心に読んだ この世にはあってはならないと思えるほどの経験譚 だが、そこに彼女の真実があるかもしれないと読んだ時、自分の孤児院の名前をその中に発見した 彼は今、自分を知る為に動いている、神話生物の事など知らない、寿衣の経験も詳しくは知らない ただ、変わりたい自分を引きずり、なおかつ自分を知るために 彼は歩き出す事を決めた ●経歴● 久瀬妖架にアキラに復習を選ばせる約束をした アキラという少年を引き取り育てる事にしている 8年後、アキラは久瀬を殺さないという決断をする 樋口に似てビビリに成長するだろう 【流転する運命】 深きものに内臓いじくり回されて生還した この事件で自分が念話を受け取る上にそれを自分で聞けないという事実を知り 怖がりながら生活している、特に射狩狂歌にベッタリ 内向的な女の子は頼りにならないと強く感じた ・消化器官系の発作 (SANチェック時、恐怖症が反応した時に発症する) ・CON-2 ・念話受信+5 ・手のひらを突き出される事に対する恐怖症 ・先端恐怖症 ・海恐怖症 ・魚眼恐怖症 【自己中心】 他人の事を真に考える能力が欠如している もちろん当人にとって大きなコンプレックスであり、 自身の本質でありながら、目を背けている 他者への愛情や、献身というものを嫌い、利害の一致を好みやすい しかしそれは愛情がないわけではない事を当人はよくわかっていない 身内に対し、愛情深い存在である事には変わりないのだ 自身は非道である、自身は冷徹である、そう思いたがる 故に、冷徹になりきれないところや、非道になりきれない なんちゃって冷血マンになりやすい、 もちのろんで格好つかないので、本人も恥ずかしく感じているものの その根底は前述したとおりの愛情からくるものだ、 自己への愛情、それを知らないまだ子供なのだ 精神的に未成熟な彰はそれをしっかりと意識出来ていない 冷徹冷血を演じるだけの彼はツン→デレ→ツンドラである 人にやさしくするという外っ面を整えようとするものの 実際は他人に対して愛情を持っていない、全ては自己愛である それが下手な偽善よりも温かいことを、彼はよく知らない 【共感不全】 他人に対しての共感力を著しく欠いている 他人が苦しむこと、他人がいやだと思うことに対して 自身の気持ちの動きを当てはめる事が難しいからだ 孤児院から出てきたという奇異な過去と 自身が人一倍能力不足である事を彰は理解している 故に、「常に他人は優秀である」という劣等感の元で生きている だが、他人が優秀である事に劣等感を抱きつつ、自身がそうなりたいとは思っていない それはそうだ、事実は相手が優秀なのではない、価値観が違うというだけであり、そこに優劣は元来からない 価値観を翻すだけで、ふくよかな者を美しいと感じる感性があるように 彼にとって、世間で考えられる、優秀な人というものに興味がないのだ 興味は無いが、世間体で優秀な事が良いものだと考えている、故にそれに劣等感を抱いている、抱かされている それは彼を、人を訝しむ者に変えた、人嫌いの完成である しかしそれは自身に自信があり、自身を愛しているからこそ、彼の心は、建前に振り回されている 本当は自分の方がいい人なのに、認められて然るべき人なのに、いい人なのに 世間は、皆は、目の前の人は、自身を嫌うはず そんな決めつけの世界で、彼の自己観察は成り立っている 誰にも拠り所を感じられないこの性格のおかげで 彼は依存癖がある、自身を認めてくれる者に対して、過度に甘く、優先しがちである そしてそれを何よりも大事にしようとする、 全ては、自身を愛してくれる者を愛する自己愛ではあるものの・・・ 【時雨寿衣への憧れ】 天真爛漫、元気溌剌、それでいて自然な振る舞いをする時雨寿衣 人は憧れたものを自身に吸収し、成長せんとする生き物だ それは彰も例外ではない ゆえに彼は意見をよく言う 前述した共感不全と自己中心が相まってクズである 自分中心であり、他人への共感力に乏しいにも関わらず 他人に対して積極的である その歪な有り様はちぐはぐに写るかもしれないが、彼は未成熟であり よくわかっておらず、思わされているだけなのだ 根本的に、時雨寿衣とそう大差ない人物であることを、彼はよく知らない 人に対して積極的であれ、これだけは思わされたのではなく 彼が自身で覚悟したことだ、自身で決めたことだ、 そういう人でありたいという願いにまみれたものである 彼は自身では気づいてないが、人嫌いなのではなく、人好きなのである 他者と共存する事の素晴らしさを強く知っており、それについて強い憧れを持っている 【総評】 誰よりも自分を愛する者 それを良くないものと知っている者 他者の事を捨てきれない自己中心な者 自身の為に他者を愛するひねくれ者が彼だ 悲哀に満ちた過去を持ちながらも、聖人でない自身を嫌っている 傷を持つなら優しい人になれるだろうと言われて育った、悪人であると考えている クトゥルフ世界では十分に探索者として生き残る素質をもった 外道で非人間で愛情深い者である しかしそんな狂気の世界の中ですら、輝ける愛情を秘めた存在でもある、 それが何も助けなくても、誰も救わなくても 自己を取り巻く他人への愛情は、狂気に勝てずとも、恐怖に勝るものである

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