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49暗黒の祖先(89)　52斜め上からの発想 彼女は夜鬼の父と食屍鬼混血児である母の遇いの子である。 母は見た目は人である彼女に「人並みの生活を」と思い、父に協力してもらい自分たちが住む荒野に遠い山奥の村に置いていかれる。 村は最初、捨て子である彼女を哀れに思ったのか快く招き入れ閉鎖的だがのどかな生活を送る、が彼女の頭に角が生え「栄は鬼の子だ！」という声が上がり村の長が事が収まるまではと、山奥の洞窟に彼女は安置される。 １日にご飯1食が運ばれ一週間に１度医者がきて診察をしていく、一食だけだと育ち盛りの彼女が満足するわけなく山に落ちている動物の死体を自分の爪で皮を剥ぎ食べる…そんな生活が4ヶ月ほど続いた夏のある日、村の長が栄に「すまないが、出ていってくれ。君のその角が村の人々を怖がらせる、長い間医者が君の角の解析をしたが骨が隆起している以外はわからんかった、普通じゃないお前を村に置いておくわけにはいかない。」と言って、リュックを置いて立ち去った。 栄は訳がわからず村長の後を追ったが村の皆は彼女を最初の暖かい目線から冷たい目線に変わっているのに気付き悲しい気持ちで押し潰されそうになりながら村を出た。 山を降りながら彼女は思考する。 以前の自分と今の自分はナニが違うのか、皆は私の角を怖がった？私を村から追い出すだけなのはなぜ？私って一体なに？角があるのは普通じゃないのはわかる、皆と違うから…けど他に違いは？そもそも、普通ってなに？普通ってそんなにいいものかな？ 彼女の疑問のほとんどは納得できる答えを見出せなかったがたしかなことが二つ浮かんだ。 一つ、答えを出すには人を知る必要があるということ。 二つ、私のこと知るにはパパとママに会った方がいい。 その２つが彼女の中にある答えで動く原動力だ。 パパとママはなぜ自分を捨てたのか、パパとママはどこにいるのか、自分と周りの差はなにか…それらを知るために彼女は色々な場所で色々な人と話し、考えようと思った。 現在はある程度金をため、パパとママの行方を捜しに旅をしている。 彼女はナイトゴーントの特性と食屍鬼の特性を兼ね備えている、頭には角があり尾てい骨には中途半端な尻尾が生えていて、鋭い爪に鋭い牙に死体や排泄物を好む味覚と内臓の免疫力が以上に高い。 アルバイトは見世物小屋にした、鬼の子や悪魔の子として出されていたが、ある程度資金がたまった為にパパやママを探す旅に出た。 メモ帳には見世物小屋の団長の番号が記されていて「お金に困ったら連絡しておいで」といってくれているが、その見世物小屋があるのは群馬なので現在北海道にいる 今彼女が知っているのは 身なりはきれいにして回りの目を気にすること、お金はいろいろなものに化けること、角などは怖がられるから公共の場では隠すこと 10月4日生まれ 【技能】 かぎづめ ぐーるの血を引く彼女は少しだけ爪が硬く鋭い為生物の皮をすこしだけ切り裂くことができるだろう、ダメージは１しか入らないが彼女は死体を捌いていたり汚い水も触れる、切り裂かれた肉の中に雑菌が入りこめば大惨事になるかもしれない。 くすぐる 未熟な尾を動かし対象をくすぐる、技能値は26％ 【出会った神話生物】 ・忌まわしき狩人　会った、噛み付きと尻尾の組み付き、そこそこの知能があると知っている。 ・ニャルラトホテプ　忌まわしき狩人を呼び出しやがったやつ 【経歴】 ・陽太と月子と友達になり。 ・人外にお前は人外だと言われたため、母父が人外もしくは魔術などによる突然変異かもといわれた。 【出会った人物】 高砂 りり　以下二人の母、泊り込みバイトをしたいといったら雇ってくれた人。 高砂 陽太　友達 高砂 月子　友達 カレン マルーラ　色魔、人の精神を食らうらしい？ 樋口 晶　いざってとき行動する人？？ 射狩 狂花　シャッガイファイター？お前は人外だといってきた。 　

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