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«1-7/勉強家»あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。 «5-2/斜め上からの発想»狂気に陥った場合、探索者は独特の感性により、原因となった恐怖に対して秘められた真実を見抜くことができる。キーパーはクライマックスで宇宙的恐怖の一端を教えてくれるだろう。ただしクライマックス以外の場面では、何も教えてくれない可能性がある。 --------------------------------- 年収450万・A型、5/1生まれ コマーシャルスタジオに勤めている。好きなものにはとても熱心で、それ以外の事柄には異常なまでに興味が薄い。そんな倫太郎の興味の対象は、“写真”と“幼なじみ”である。幼い頃から写真が好きで、有名な写真家だった父親のカメラを使ってよく写真を撮っていた。父は「生」をテーマにした、笑顔の家族やひまわり、明るい街並みなど、みていて心が活気づくような作品をつくるのが得意だった。しかし、ある時からスランプに陥ってしまい自殺してしまう。自死を選ぶほど追いつめられていた父親は最期まで良い作品を手掛けることに執着しており、当時小学校3年生だった倫太郎に死ぬ直前にとあることを頼んだ。それは、自分が紐に首をかけてぶらさがった瞬間を、カメラに収めて欲しいというもの。幼き倫太郎はそれが父の最期の願いだとも知らずに実行する。とある写真家が命を賭して作り上げた最期の作品は恐ろしく話題となった。ネットで流出したその写真は、一部の人間の中で賞賛された。 倫太郎は父を亡くしたショックによる解離性健忘症により当時の記憶を全て失う。そして純粋に写真の勉強をするために高校を卒業し、芸術大学に入り、父のような温かみを感じる写真を撮るフォトグラファーを目指すようになった。 しかし、ある日ネットで昔流出した写真を見つけたことで当時の出来事がフラッシュバックするように。そこで、自分が父親の自殺の幇助をしていた事実に気付いてしまい再び大きなショックを受けるが、同時に子どもの頃には感じなかった“高揚”が自分の中で渦巻いていることを理解してしまった。 コマーシャルスタジオに就職した今、幼い頃から憧れてきたものでは満足できなくなっていた。いつしか彼にとっては、いつか見た「死」の瞬間こそが「生」であり“芸術”だった。倫太郎が社会人になった半年後、病気がちだった母親が急死した。

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