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隻腕の元ガーディアンズ。粗野な性格で勘違いされやすいが、根の部分は善人である。 アメリカの資産家の娘として生まれるが、17歳の時にオーヴァードの力を濫用する犯罪者の引き起こした事件に巻き込まれ、自身を庇って両親が死亡。その時に左腕を失うが、オーヴァードによって傷つけられた事で感染し覚醒。半暴走状態となり犯罪者オーヴァードを倒すことに成功する。直後、事件を聞きつけたガーディアンズが駆けつけ、なし崩し的に加入する。元々は両親の復讐のためという思いが強かったが、ナイトビーストなどの仲間達と接するうちに次第に一般人を守るという思いも強くなっていく。ケイト・ジュリーは同じハイスクールに通う同級生で、しかし性格上ガーディアンズに入るまでは話すこともないような顔見知りといった程度だったが、ガーディアンズの中で同じオーヴァードとして共に過ごし良き友人となる。 北米でのFHとの戦いが終わりUGNが発足した時、元ガーディアンズということでトップに据えられ組織に色々縛られることになるだろうと考え、離脱する。以降は世界各地を放浪し、レネゲイドに巻き込まれた一般人の助けとなるようなことをしている。 半年前、コードウェル博士が突如復活し更にFHに寝返ったと聞いて日本へとやってきた。そしてコードウェル博士を探している時レリア・ジュリーと出会う。明らかにケイトと無関係でないその名前に一度は驚愕するが、ケイトの娘だと推測しレリアをコードウェル博士から奪還しようと考えている。 オブライエン財団の総帥である石油王カシム・オブライエンとその妻皇 菖蒲（すめらぎ あやめ）の娘。父親は中東の血の混じったアイルランド系であり、母親は純血の日本人である。父親のカシムは大の日本好きとして知られており、母親とはその縁で出会った。また、日本刀を武器としているのは戦いに身を投じた時に家で使えそうな武器として父親の日本刀があったからであり、元々は特に拘りなどがあるわけではなかったが、ガーディアンズに生粋の日本オタクがおり使い続けてくれと懇願されたため今でも使い続けている。ちなみにコードネームもその日本オタクが付けたものである。なお、元々使っていた父親の日本刀は北米のFHセルとの最終決戦時に破損しており、今使用しているものは買い直した別物である。 放浪者となってはいるが、オブライエン財団自体は今でも残っており二代目総帥としてトップの座に着いている。しかし、そこまで仕事熱心というわけではない。 刹那三連…その名の通り、ただ素早く三度斬るというだけのもの。ただしその斬撃はほぼ同時であり、まともに防御することは不可能である。 刹那三途渡し…刹那三連斬りで防御を崩し、一番防御の手薄になった場所へ一撃を加える技。 「すべて世界は廻りゆく。されば零と無限は等価なり。この剣は、一の太刀にして二の太刀である。二の太刀にして三の太刀である。ゆえにすべてを内包し、零と無限と等しきなり。」 「すべて世界は廻りゆく。人も御魂も時間でさえも。さればこそ、彼岸と此岸にただ一片の相違なし。」

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