タグ： せーんのだぶくろ

　ごく一般的な日本の家庭で日本人と西洋人の間に生まれた少女。 　生まれつきのレネゲイドウイルスの羅漢者であり、最初の変調として昼間であるのに星空を見られるようになる。 　その症状は徐々に悪化していき、異形の怪物の姿に変貌してしまったことで周囲に露見することになる。そうした状況で、彼女の両親は叔父である駒井の頼みで彼女を彼の元に送る。 　UGNの傭兵として働いていた駒井の伝手でUGNの人間たちに接触すると、研究者の一人である快楽天の元に預けられることになる。この時から快楽天による洗脳(意識の遮断？)を受け、研究材料、都合のいい手駒として扱われることになる。 　 　エンジェルヘイローとエグザイルのクロスブリードであり、傭兵の役割はとして狙撃手を担っている。生まれつき目と耳が異常に良く、その点を生かしたデザインにする為に快楽天が肉体の変化により腕や肉体が狙撃に適した肉体に変えることができるようブリードを改造している。この改造の影響で肉体の色素が全体的に薄くなっており、肉体が実験開始直後のものから変化しなくなっている。 　性格は明朗で、子供っぽい。実験の影響で言葉数は少なめで、機械のように生きていたが、戦場で自分と同じような境遇の人間たちと関わったり、大人たちと交流するうちに今の性格が形成されていくようになる。古株として面々の士気を挙げるために明るく振舞わなければならないような一種の強迫観念を抱くようになっている。 　また、一時期叔父と一緒に生活していたこともあって、叔父の言葉遣いや態度にかっこよさを見出し真似することがある。 　快楽天からは芸術品のような扱いを受けており、束縛されている。 　 　コーラが好物で、ある種の崇拝の対象になっている。快楽天からはプロポーションが崩れるという理由で禁止されていたが、目を掻い潜り飲んでいた。 　また、オーヴァード化する前の少女時代の幸福な思い出を取り戻そうと思っても手の届かないものとしており、それでもその幸福な思い出への執着が激しい。友人というものを大事にする一方、上述の執着によって否定されることを恐れ、友人が謝った道に進もうがそれを貫かせたり、傷つける者は容赦なく排除しようとする残虐さを秘めている。 　 ＜真昼の星＞　真昼に星を見ることができる。ただ、彼女は一時期から意識を謝絶されていた為、レネゲイドの力を上手く制御することができず、現在でも空を見上げていると遠くの星に意識を奪われ、元に戻すことができなくなることがある。 ＜覚醒＞　覚醒した時の記憶がない。というのも、異形化してからの家族や友人たちの眼に耐えきることができず、その時の記憶を身体が封じている。また、実験の折に受けた洗脳まがいなものの影響でその時から解けるまでの記憶がない。 ＜衝動＞　他のレネゲイドに対する嫌悪。レネゲイドという異形や異常存在に強い嫌悪感を生じる。浮遊する人間に対してその異常さから存在すること自体が許せないという程の嫌悪を見せる。 　レネゲイドを活性化する要因は未だなく、身体が憶えている力の使い方で現在は戦っている。 ＜WEJ>　N市で友達ができる。また、闘いに対する覚悟を解かれ、本人も渋々であるが覚悟を決めることの重要性を意識するようになる。 　ヨハン：戦場で数度会敵したことがあり、この時にその強さや意志に対してかっこよさを感じている。ロイス破棄済み 　快楽天：直轄の上司だった存在。頼まれたら何故だか拒めない相手。ただ、心の奥底では気持ち悪さを感じている為、好意は抱いていない。ロイス破棄済み 　駒井：親戚で上官。ナガン本人は頼りがいのある人という認識。 　白銀明日香(しろがねあすか)：WEJで取得したロイス。親友と認識している。また、彼女の心の強さ、健気さに惹かれている。 　桐生嚆矢(きりゅうこうや)：WEJで取得したロイス。悪友と認識している。彼に対しては多少の怒りはあるものの、その念を押し込めている。

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