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名:田野縁（元の名前も縁）/たのゆかり 性別:男性 年齢:19歳 身長:148センチ 体重:42キロ 声:凛とした低さを持つ中性的な声。 一人称:わたし/俺 二人称:あなた/アンタ 髪:艶やかな黒髪。少しくせ毛の髪質で、背中まで伸ばしている。 目:橙色の大きなつり目。感情が籠っていないことが多く、常にぼんやりした様子でどこか遠くを見上げている。 顔立ち:気品を感じさせる涼しい中性的な顔立ち。可愛いと言うよりは美人や格好いい、と言葉が似合う顔。 特徴:首筋や利き手の左手に酷い火傷の痕がある。 服装:絵の具で汚れた服を着ていることが多い。過去のことから服に関しては無頓着。性別もあまり気にしない。どちらかと言うと可愛い服が多いかもしれない。 好き:絵、歌、音楽 嫌い:自分 好き(食):甘いもの、肉料理、魚料理 嫌い（食）:辛い物、野菜 性格:過去のことで自分に関しては自信がない。劣等感・嫉妬・孤独に溢れた暗い子。今でも初対面の人間には、姉になりきって話す。姉の時は天真爛漫の明るい子。 備考:今現在声を使って話すことが出来ない＆初対面の人間には必ず姉になりきって話すのでボーイッシュな少女に勘違いされることがほとんど。 知識:歌と絵に関しては否定されながらも独学で学んでいたため知識はある。また声を失ってからはスマートフォンやパソコンを使う機会が増えたので、そちらに関しても人並みに知識はある。鍵開けに関しては部屋に閉じ込められる内に覚えた。 才能:絵。歌の方も才能はある方だが、声を失っているため…。 学校:高校は途中で退部した。現在は高校卒業資格を取るため、通信高校に通っている。 部活:美術部に通っていた。 仕事:引き取ってくれた親戚の計らいもあり、又事件のこともあり、趣味で描いていた絵がすぐに売れ始める。 家:18歳の頃に家を出た。以降は一人暮らしをしている。 初恋:なし 恋愛:なし。両親が許してくれなかった。 性交:非処女で初めての相手は実の父親。鬱憤を晴らすように抱かれていた。また縁は男性である自分の体を憎んでいる。自慰にも、欲を抱くことにも罪の意識を抱いている。 傾向:偏見はないと言うより分からない。 家族:両親・姉共に死亡。 名由来:縁は姉の名前。縁を紡ぐ人間になってほしい、と付けられた。 家系:元々母親・父親ともに女性優位の家系。 事情:元々両親たちは彼より姉を可愛がっていた。けれど3歳の頃彼を庇って、姉が死んだことで彼の人生は変わる。その時から姉の名前で呼ばれ、姉のように振る舞わなければ、酷い虐待を受けていた。女の子の服も当然のように着せられ、男である縁は全て否定されていく。たまに男の縁に戻った時は元々居ない存在だったかのように無視され、それか男である自分は誰にも愛されない・お前のせいで姉が死んだと否定される日々だった。 10歳の頃になると男として伸び始めた身長を止めるために、無理やり小さい靴を履かされたり女性ホルモンの注射を受けさせられていた。それでも姉である縁からは当然ながらどんどん遠のいていき、虐待も日に日に酷くなる。声も女の子の声じゃないと否定され、必要な時以外喋ることは許されないようにもなっていた。また13歳になって初めての夢精を迎えると、男としての性を気持ち悪い・いけないことだと教えられるようになった。 その頃から元々妻に頭が上がらないなどの鬱憤を晴らすように、父親は縁を抱いていた。酷く抱かれる時もあれば「お姉ちゃんより可愛いよ」普段よりずっと優しい言葉を囁かれて抱かれる時もあった。優しくされたために抵抗することも出来ず、姉の縁が甘やかされて愛される時にも必ず言われていた「可愛い」と言う言葉により依存していく。また姉の縁はそんなことしない・お前は何をしても無駄だと否定されながらも、唯一興味が持てた絵や歌にも依存して独学で学んでいく。 けれど16歳の時、学校から帰ると家が燃えていた。両親を助け出そうと中に飛び入るも、酷い火傷を負う結果となり、消防士によって助け出された。後に両親の遺書が見つかり淡々と「この生活について疲れた。私たちの縁の元に行きます」そう書かれていた。事件のことが学校にも広まり、高校は退学した。 すぐに遠縁の優しい親戚に引き取られカウンセリングを受けるも、今現在も男としての体・姉として育った過去という矛盾を抱えており、縁自身女の子になりたいのか・それとも愛されていた姉になりたいのか、分かっていない。一方で絵や歌・音楽にだんだんと依存していき、絵に関してはただの趣味だったが、事件や親戚の計らいもあり良い値で売れ始める。 事情2:事件のショック・置いていかれたショックなどで元々話すことの少なかった縁は声を失ってしまう。精神的なものだと診断されている。 現在はスマートフォンやパソコンなどで会話をしている。またそのときの医師の診断と警察の調べで、縁が酷い虐待を受けていたことも発覚。性別も偽らされていたことも発覚し、後にカウンセリングを受けるが、どれだけ元の名前で呼ばれてもそれが自分の名前だとは思えなかった。 現在も自分自身に自信が持てず、初対面の相手には姉の姿を借りて振る舞うことが多い。「可愛い」と言う言葉に特別な意識を抱いているが、自分は縁がないと思っているため、男の方で可愛いと言われるととても喜ぶ。

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