タグ： 刀剣男子ﾓﾄﾞｷ 御室堂探偵事務所

特徴40:夜に弱い(D) 夜はすぐに眠くなる。深夜0時を過ぎても活動するなら、アイデアと知識の値が半分になる。早起きは得意。 特徴15:天才 生まれつき頭の回転が早い。INT+1。 茶々屋春継(ちゃちゃやはるつげ) 御室堂探偵事務所に所属している探偵。年齢不詳・性別も立ち振る舞いや服装からは特定しにくい(たまにスカート履いてくる)が、多分男と思われる。あまり事務所から出ることはない。謂安『楽椅子探偵』。外回りは助手の大平包(警官)に任せている。大平とは、初めて殺人事件を解決した時からの腐れ縁で、合うと大抵互いに喧嘩腰だが仲が悪いわけじゃない。持ち物欄には色々書いたけど仕事で、かつ外回りの時のみ。ちょっと遊びに行くだけなら上から3段とスマホ1台くらい。 彼は生まれついての天才であった。膨大な知識量、その応用力にも優れ、中でも彼を天才たらしめるのは、その探究心である。知ることにしか興味がないとも言える。彼は新しい発見をする事でしか快感を得られないためである。幼い頃から知識を貪り続けた結果、殆どの事を知り尽くしてしまった。そんな虚ろな生活の中で出会ったのが、一つの『殺人事件』。殺人という現象は理解していた。しかし、『人が人を意志を持って殺す』という現象は、実際に起こっているという現象は、ひどく衝撃的だった。目が覚めるような快感であった。「一体なぜ？どうやって？」久しく無かった感覚に飛びつく他なかったのだ。迷宮入りしそうな事件の調査、推理の過程、何より真実を暴いた時の快感といったら！今までのどんな証明より、発見より勝る快感であった！探偵という職は正に天職である！と思った。探偵でなければ生きられないのだと思った。 現在は『御室堂探偵事務所』にて探偵をしている。警察から依頼される事もしばしばで、大平(警察内部では『お茶係』と呼ばれている)が高級茶葉(諭吉入り)と一緒に持ってくる。大平に言わせれば、茶々屋は『謎解きの変態』。言い得て妙である。 天は二物を与えず。天才であるが欠点がある。いや、欠点が多い。 まず1つ、生活力の無さ。料理は出来ないし、部屋は散らかりっぱなし。ゴミ屋敷にならないように定期的に業者が入るし、大平や良乃が片付けに行く。 ２つ、夜に弱い。脳が最大のパフォーマンスをするために、質の良い睡眠が必要不可欠。日の入りと共に就寝し日の出と共に起床する。深夜になると脳が著しく機能低下を起こす。機嫌も悪くなる。 ３つ、体力がない。正しくは人並みにしかない。何よりやる気がない。肉体労働は大嫌い。 ４つ、自身の感情に乏しい。感情より、理解や損得勘定が先行してしまう。芸術作品を見ても、「ここがこうだから人間は価値を付けるのだろう」と考えてしまう。思考を読めるが、全ては推理の賜物。知識と照らし合わせているだけに過ぎない。 ５つ、信用がない。初対面では猫を被っている事もあり好印象。長い付き合いになるにつれ、彼の人柄も分かり、印象は悪くなっていく一方。人間的には屑に近い。 ６つ、探究心。全ての事柄に於いて、『知ること』が何より勝る。そのためならば多少の倫理観、人間性は関係ない。命さえ厭わない。彼が自分で事件を起こさない理由は、「豚箱では肉体労働をしなければならないこと」と「豚箱に入らない方が明らかに事件に立ち会えること」である。いつか生死に関わるような体験がしたい、と密かに思っている。 そんな彼から人間性を感じる事が出来るのは、『茶』『大平包』『御室堂探偵事務所』だけである。 『茶』は、衣食住に於いて、彼が唯一拘りを見せる物、 『大平包』は、個人に特別興味がない彼が唯一言葉を荒げる相手であり、最良の助手(バディ)、相棒(パートナー)と認める者、 『御室堂探偵事務所』は、変人である自分の受け皿となれる数少ない場所である事を理解している。類友。 御室堂探偵事務所にて。彼は今日も茶を啜りながら、事件を待っている。

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