タグ： らるさんちの子

新米人形作家。 幼少期に父が逮捕され両親は離婚。母は離婚調停が成立するまでの間に心を病んでしまった。田舎の方で育ったため親が犯罪者であることは周知されてしまっており、学校ではいじめられご近所でも後ろ指をさされていて、とにかく孤独に過ごしていた。学力不足や家庭の財力の問題で高校進学を断念。しかしながら「犯罪者の息子」に仕事を与えてくれるような場所など地元になく、少しずつ移動しながら空き巣や畑荒らしを繰り返して生活をしていた。 ある日忍び込んだ家で、作りかけの人形に心を奪われる。家主に見つかってボコボコにされるものの、ひたすら頼み込んで弟子にしてもらう。以来そこで雑用をこなしながらビスクドール制作の技術を学んでいた。 ポジティブというかわりとプラス方向に頭が悪い考え方をする。 以下インビジブルバディネタバレ とある事に巻き込まれて行方不明となっていたが、30年もの時を経て失踪当時と変わらない姿で発見された。 数カ月に渡る治療を経てようやっと面会謝絶が解けた令和元年５月１日、九々月薫と二度目の初めましてをした。顔に傷が残り、また歯も差し歯になっている。平成をまるっとすっ飛ばしてしまったため現在は抜け落ちていた時間の世界の情勢を勉強して四苦八苦しているとかなんとか。 長年行方不明だった彼の生還はセンセーショナルな事件であったため大々的に発表されたものの名乗り出てくる親族もなく変わらず孤独である。今は九々月邸にて主夫のような生活をしている。 現代の技術で一番感動したのはスマートフォンらしい。すごいハイテクかまぼこ板。 以下カタストロフィーに祝福をネタバレ ふと気がつくと廃墟で見知らぬ女性と倒れていた。初めましてと声を掛けると彼女は酷く傷ついた顔をして泣き出した。 その後病院に現れた彼女は遠い親戚であること、しかたなく身元を引き受けている事、少しでも早く自立して縁を切りたいことを教えてくれた。 長年行方不明になっていたらしい。記憶は曖昧で顔の傷もどこでついたのか覚えていない。昭和から時が流れていたのにもとても驚いた。しかしながら自分の最後の記憶にある景色と変わってしまった世界の事は不思議と体になじんでいる。何故かは分からない。 今は金銭援助をしてくれる彼女の要望通り少しでも早く自立して離れてあげようと思っている。 しかしどうにも気にかかる。 冷たい眼の中に時々見える悲哀の色が、初めて会った時に見せたあの泣き顔が頭に沁みついて離れない。 それが何故かは分からないけれど、俺は彼女の涙に弱いような気がする。 後遺症：記憶喪失 九々月薫に関連する一切の記憶を失う。 昭和から令和に至るまでの間の出来事は彼女が深く関わっているため、これに伴い記憶が改ざんされている。 これは時間経過で戻ることはない。 彼が彼女との本当の出会いを思い出すことは、永遠にない。 特徴表:暗黒の祖先 D100→8 親が犯罪者ということで対応。 基本ルルブ犯罪者ベースで作成。設定に合わせ≪拳銃≫を≪ナイフ≫に変更。この探索者を使用する際は必ずＫＰに確認を取ること

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