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[特徴] 6,2:投擲の才能 <投擲>で投げることができる武器のダメージ・ボーナスは通常の2分の1ではなく、通常のダメージ・ボーナスとなる。 その上で投擲の射程を1(精密ルール適用時5m)多いものとして扱う。 [職業特記] 警察官/刑事 制服を着ているか、警察手帳を提示すれば<信用>と<説得>に＋20％のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 ​───────​───────​───────​────── 愛造警察署暴力係所属の警察官。階級は巡査長。 昇進試験は次のタイミングで受ける。 一人称は「ボク」。誰にでも敬語で話す。 二人称は「君」 女顔でハニーフェイスの為、普通に不良などに舐められるがその度に絶対零度の「え？」「ごめんなさいよく聞き取れなくて、もう1回言ってくれるかな？」で場の空気を凍えさせてマウントを取っている。 絡んだ不良曰く「背筋がゾッとした」とのこと。 趣味はダーツで、大学時代はダーツバーで働いていた。併設していた為、少しだけビリヤードもできる。 今でも休日には行き付けのダーツバーで1人飲みながらダーツに興じたりする。二次会で輝く技能。 カチコミの時とかは先輩に先陣を切って貰う事が多い。拳銃も剣道も学校に入ってから始めたので、まだまだ成長途中。 昔から目標に物を当てるのが得意だったからか、拳銃の腕はそこそこ。ただ発砲した時の音と臭いが嫌いで、射撃訓練はあまり好きではなかった様子。 先輩の濱尾 恭介に懐いており、よくお昼休みに隣の部署である犯罪対策課の部屋へ行ってはお昼に誘ったりする。今のところ打率は5割程なので、優秀なバッターだと自負している。 身体は男性だが心は女性という『トランスジェンダー』。 ただし周りにはそれを告げてはおらず、直属の上司と本当に信頼している同期、先輩の数名だけに打ち明けている。 好きなものはシュークリームとショートケーキ。苦味があるもの(抹茶とかゴーヤとか)。1番はお金。 嫌いなものは貧乏、貧相、お粗末(ナニがとは言わない)と、宇宙(ロケット)。 可愛いものや甘いものが好きな訳ではないが、よく勘違いされて頂いてしまい結果部屋に増えていく、みたいなルーティンがある。お姫様欲求の部屋へ行ってはお昼に誘ったりする。今のところ打率は5割程なので、優秀なバッターだと自負している。 身体は男性だが心は女性という『トランスジェンダー』。 ただし周りにはそれを告げてはおらず、直属の上司と本当に信頼している同期、先輩の数名だけに打ち明けている。 好きなものはシュークリームとショートケーキ。苦味があるもの(抹茶とかゴーヤとか)。1番はお金。 嫌いなものは貧乏、貧相、お粗末(ナニがとは言わない)と、宇宙(ロケット)。 可愛いものや甘いものが好きな訳ではないが、よく勘違いされて頂いてしまい結果部屋に増えていく、みたいなルーティンがある。お姫様欲求はあまりなく、惚れた相手には尽くすタイプ。 何をおいてもまず「お金」が1番好き。 どんな手を使ってでもお金を貯めようとする変わり者。お釣りが貰えるならおつかいだって買い出しだって行く。物よりもお金が嬉しい。 何故そんなにお金を貯めたいのだと聞かれた時は、決まって「ボクはですね、宇宙に行きたいんですよ」と答える。本心からの回答で、目指している宇宙旅行は下記の物。 ​───────​───────​───────​────── ▽スペース・アドベンチャーズ社（Space Adventures、本社米国バージニア州） ＄50 million (約55億7千万円) すでに8人(うち1人は２度参加)の宇宙への旅行者が体験済みのツアー。フライト自体が2日かかり、地球から249マイル(約400km)離れた場所にある国際宇宙ステーションで1週間半を過ごせるプラン。 ​───────​───────​───────​────── ただこれに行くのにも2000万位貯めて1度宇宙旅行へ行かないといけないので、実質欲しい金額としては約56億円程となる。 勿論、普通に貯めていたのでは100回は輪廻転生しないと到底不可能な金額なのは分かっている。故に警察官になった。 懇意にしている暴力団や海外マフィア、極道や裏組織など警察が追いかける側の人間達の上層部にパイプを作り、不定期にカチコミや強制捜査の情報を渡しては大金を得ている。 また、大きなお金を払える人ならばある程度は選り好みせず、夜に男娼紛いに色を売ってはそれなりのお駄賃を稼いでいたりする。 政治家である父からある程度の資金援助は受けているが、それらもだいたいは貯金行き。 <変装>はお化粧用。多少の肌荒れくらいなら隠せる。 <英語>と<ロシア語>は宇宙飛行士の必須言語だからと一緒に勉強していたから。ただロシア語だけは本当によく分からなかった。 <天文学>はキミが教えてくれた空の話。星の名前や流星群の話など。 シナリオ『からくれないに染まる日は』にて、鈴蘭と名乗る暗殺者を見逃した。裏口は多い方がいいのだ。 シナリオ『星へ至る棺』にて、前世が地球とよく似た歴史を辿る平行宇宙空間に存在する「セレネル」という星の住人だった事が発覚した。たった1人と1匹で誰もいなくなった宇宙船「NOAH(ノア)」から脱出した際、平泳ぎで宇宙空間を無酸素の中泳ぐニャルラトホテプによって「地球(Earth)」へと転生させて貰った。 前世の記憶は一切ないが、共に最期の時に宙を見た犬とはシナリオ後に再会する。青いラピスラズリのネックレスを付ける君の名は、“ ライカ”。宇宙に行った君の名だ。 シナリオ「赤ずきん連続殺人事件」にて、名瀬場先輩とツーマンセルを組んで狼人間とその子供を撃退した。東條 明日花ちゃんの家庭事情とか詳しいことは知らないしぶっちゃけ興味ないだろうけど、それでも彼女の幸せを願ってる。 シナリオ「青い鳥連続殺人事件」にて、醜い正義に苦汁を舐めた。先輩二人は地面も舐めてた。警察である以上まじでムカつく奴も守らないといけないし、守りたい人を守れるとは限らないのだと思い知った。いつか絶対三上をしょっ引いてやると心に決めたので、暫くあの豚を張りこむ日々になるかもしれない。次の事件は濱尾先輩にラーメンを奢って欲しい。 誕生日は3月6日 魚座のAB型 誕生花 『デイジー』『土筆』『雛菊』 汚いお金も、綺麗なお金も、使う分にはただのお金。 汗水垂らして働いたって民間人が得られるお金なんて高が知れているのだから、本気で貯めたいのならば何だってしてやる心積り。 全ては大嫌いな宇宙へ行って、帰って来なかった大好きなキミを迎えに行く為に。 (※めっちゃ長いのがスクロールすればある。暇死にしそうな時にどうぞ ) ​───────​───────​───────​────── [参加シナリオ] (身内卓オリジナルシナリオ＝*) ・『からくれないに染まる日は』 ・『星へ至る棺』 ・『White』 ・『赤ずきん連続殺人事件』 ・『青い鳥連続殺人事件』 [知り合いの探索者] ・濱尾 恭介：警察学校時代の先輩。トランスジェンダーの事を知ってる貴重な存在。(濱尾先輩/濱ちゃん先輩) ・鈴蘭(十野 肇　ﾂﾅｼﾉ ﾊｼﾞﾒ)：殺し屋「鈴蘭」として連絡先を聞いた。裏社会へのパイプは多ければ多いほど良い。(鈴蘭) ・警固 護：民間の警備会社。ある意味同業者だなって思ってる。不真面目なところを見られたのでちょっと気不味い。(警固さん) ・榎本 樹：シナリオ「White」で出会った苺農家。山羊が樹って言ってたから樹という名前なんだなって思ってる。(榎本さん) ・名瀬場 成：シナリオ「赤ずきん連続殺人事件」でツーマンセルを組んだ先輩。(名瀬場先輩/先輩) ・大沢 雄馬：シナリオ「青い鳥連続殺人事件」でラーメンを奢って貰った。(大沢先輩) ・山伏 すもも：シナリオ「青い鳥連続殺人事件」でお世話になった先輩。(山伏先輩) [遭遇クリーチャー] ・炎の精(『からくれないに染まる日は』) ・シャン(『星へ至る棺』)※一切の記憶はない。 ・狼人間(『赤ずきん連続殺人事件』) ・星の精(『青い鳥連続殺人事件』)※名前は知らない。 [彼(彼女)が宇宙に行きたいのは。] 家が隣で、6つ歳上の、小さい頃からたくさん将来の夢を語り合った人がいた。キミは宇宙飛行士になる事が夢で、その為に毎日コツコツと勉強をする頑張り屋だった。応援したくて一緒に図書館へ通ったけれど、いつもつまらなくなってキミの正面で寝てしまっていたっけ。 大学で君は薬学部へ進学して、博士号を取得したね。博士号は宇宙飛行士の条件である「3年間の実務経験」と見なされるからと、とても頑張っていた事を思い出します。今となってはキミが夢物語の様に語っていた薬と空の話を、もう少し真剣に聞いていたら良かったと思うよ。 宇宙飛行士の夢を手に入れたキミは、人の気持ちなんて知りもせずに喜んで抱き締めてきたっけ。あの時ばかりはボクが女の子だと怒鳴ってやりたかった。怒鳴ってやればよかったよ。 そんなキミとは対照的に適当な大学へ行ったボクだけれど、毎日キミからの連絡を待つのはとてもとても楽しくて、宇宙飛行へ行けると報告を貰った時は隣の家までスリッパで走っちゃったくらい。どうせキミは覚えてないでしょう？ ワクワクしながら宇宙へ行くキミの姿を想像して、携帯を握り締めて眠った日々が懐かしい。だって知らなかったんだ。宇宙がボクの手が届かないほど遠くへ、キミを連れて行ってしまうなんて。 ──当日の朝の事はよく覚えてる。ロケットの打ち上げに相応しい、雲一つない晴れ間だった。ボクは大学を休んで近くまで行ってたんだよ。テレビで見た打ち上げの映像みたいにキミの乗ったロケットは飛び立って、高く高く上がって行った。いつキミから宇宙の話を聞けるのかと、無邪気にも楽しみにしてた自分が今では憎らしい。 大気圏にキミの乗ったロケットが再突入すると聞いたのは、数ヶ月後のことだった。打ち上げの時とはうって変わった大雨の日で、ボクは試験期間だったからラジオを聞きながら勉強していた。夢を叶えたキミに負けないように、ボクも夢を追いかけようかと思ってたんだ。 正しい事で日本を動かしていける法律家になりたくて。もしなれたら、宇宙飛行士をたくさん応援する人になろうと思って。だけど夜半過ぎ、上がった雨と逆に降って来たのは、「キミの乗ったロケットが大気圏に再突入した際に空中分解した」という地獄のようなニュースだった。 真っ青になって1階に駆け下りると、同じ様な顔をした父さんがボクの部屋へ行こうと立ち上がったところだった。『乗組員の安否は絶望的です』なんて言うキャスターの声をバックに、同じく明かりが付いていたキミの実家の扉を慌ててノックしに行ったのはとうに日付を超えた遅い時間で。だけどおばさんもおじさんも起きていて、おばさんはボク達の顔を見た瞬間に崩れ落ちて泣きだしたんだ。 乗組員全員の死亡が発表された時、何度も何度も確認したけどやっぱり宇宙飛行士の欄にはキミの名前があって、何かの間違いであってくれと幾度も頭を抱えたものだった。 宇宙へ行ったっきり帰って来なかったキミよ。摂氏1600度はさぞかし熱かった事だろう。鳴り響くアラームと燃え上がる機体を前に、キミは何を思ったのだろう。きっと凄く怖かったよね。ボクの前ではお兄ちゃんでいたがるキミがホントは泣き虫だってこと、ボクはずっと前から知ってたんだ。 故郷を前に跡形もなくいなくなってしまったキミよ。宇宙はさぞかし寒い事だろう。友達が多かったキミの事だから寂しくはないかもしれないけど、親思いだから、きっとご両親に会いたいよね。奇遇なことにボクもキミに会いたいんだ。 会って、1度でいいから、ちゃんと「好き」だと伝えたかった。せめて「おかえり」を言わせて欲しい。 きっとキミは宇宙にはいないけど、必ず迎えに行くと決めたから。どんな手を使ってでも。他人に何を言われようとも。それでもボクはお金を貯めて、大好きな君に会いに、大嫌いな宇宙へ行くよ。 (イメージソング:sasakure.UK『カムパネルラ』) ──ありったけの想い乗せて、今、あいにいくから。

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