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2015　エンジニアベース 特記：自分の専門分野の構造物や製品であれば、歴史上の古いものでも遺構、遺物、図面などからその構造や設計思想などを理解することができる。 ◆特徴表 3-5 銃火器の達人：火器技能5つの基本成功率は50%である。 鳳　梧桐（https://charasheet.vampire-blood.net/2141621）のもう一つの人格。 ＜人格誕生の経緯＞ 鳳鏡花はそもそも鳳梧桐の３つ下の妹である。天真爛漫で可愛らしく、誰からも愛されるような可憐な少女だった。 梧桐のことをお兄ちゃんと慕い、小さな頃からずっと兄に笑顔でついてきたり、バツが悪い時があれば末っ子よろしくしっかりものの兄に頼ってきたり、お茶目なところもある妹を兄はとても愛し、大事に思っていた。しかし、梧桐が22才、鏡花は大学生になろうかという頃の春の始まりの季節に梧桐は鏡花のある秘密を知る。 鏡花は自分で作った爆弾や爆竹を動物の腹に仕込ませて起爆させ、その肉片が飛び散るのを見るという「遊び」をしていた。 たまたまそれを目撃してしまった梧桐は鏡花を叱り、どうしてこんなことをと問うたが、鏡花は「だって楽しいんだもん」「中学の頃にはもうこういう遊びを始めていた」「色々動物で遊んできたが、爆弾が一番面白い。とにかく楽しい」といたずらにいうばかりだった。 さらに「お兄ちゃんは私が悪いことしても庇ってきてくれたよね」「また守ってくれるよね」と笑顔で言ってくるのだった。 どうにかしなければと思う梧桐だったが、その日の夕食の席で仲睦まじく平和に幸せに会話する両親と鏡花を見ていると、この平和を潰す勇気がない自分がいた。 その日以来自分の中だけで解決することを決めたものの、鏡花の遊びを止めるのは難しく、さらに対象物は心なしか大きなものに、大胆になっていくような気がした。 冗談で鏡花が「人みたいな大きなものを…」と呟いたことがあったりし、次第に妹がとんでもない事件を起こすのではないかと恐怖した。 そんな生活が続く中で、鳳一家を大きく変えるあの火事が起きる。火事で逃げ場を探す最中で梧桐はタンスの下で挟まれて動けなくなる鏡花を見つける。 幼子のように泣きじゃくり兄の自分に助けを求める鏡花を引き摺り出そうとしたが、その中で邪念が生まれる。今この子が死ぬのは事故である。このタンスを押しのける間に自分は死ぬかもしれない。今この場で鏡花が死ねば、もう鏡花によって無残に遊ばれる動物はいなくなる。今この場で鏡花が死ねば、鏡花がもっと無残な殺人鬼になることはない。鏡花は、誰に恨まれることもなく、誰に白い目を向かれることもなく、綺麗な可愛い鏡花のままで死ねるーー もう自分が鏡花を恐れないですむ。 そう自分に言い聞かせ、タンスにおく手の力を緩めた。気が付いた時には病室で処置されている自分と、他の家族が見る形もなく焼け焦げてしまったという事実が残った。 刑事になった後も、おぞましいことをしていた妹への恐怖と、その妹を見殺しにしたこと、さらに自分はやはり兄として彼女を愛していること、しかし輪をかけて憎悪しているかもしれないこと、という気持ちにずっと葛藤してきた。 凶悪事件にたち向うときも、無残な死体などに向き合うと「鏡花ならもっと無残に死体を転がしたのだろうか」「犯人は楽しんでいたのだろうか」などを考えるようになっていた。 そんなある日、とある事件で人が打たれ血が飛び散るまさにその瞬間を目にすることとなった時、犯人への憎悪や被害者への心配と同時に自分の中で今まで感じたことのない「ぞくり」とした気分を味わう。 瞬時にこれが鏡花が趣味に没頭していたまさにその理由なのだと気づき、さらに深くこの事象を考えていくに連れ「鏡花ならどんな風にしたか。を『見てみたい』」という思考が生まれた。 些細ではあるが妹の過去にリンクするものがトリガーとなり、１０年以上抱えて膨れ上がった風船の一端に刃先がほんの小さな穴を開けるだけで、中からすべてのものが溢れ出るには十分だった。次の瞬間に彼の人格にもう一つ、妹の人格が宿る。 ＜人格・鳳鏡花＞ あくまでこれは鏡花本人の魂の乗り移りではなく、梧桐が見てきたり感じた鏡花の焼き写しである。 なんだかんだ書いたけど人格誕生の大きな理由は鏡花への恐怖と鏡花への罪悪感だろう。 人が心を病んだりストレスを抱え続けた際にSNSやブログ、人に対する愚痴、八つ当たり、といったように人に見える形に露呈するように、梧桐は人格として彼女そのものを具現化した。 梧桐のいいようにさせるつもりはないし、むしろ利用しようとする。梧桐本人に絶対自分の人格のことは悟られないように動く。 話し口調は梧桐に合わせて敬語、一人称は「わたし・僕」（梧桐の真似をしているだけなので僕というのは難しいかも） 本来は普通の女の子の話し方をする。 生き物が「散る」瞬間を見るのがとても楽しい。正直なんでもいいんだけど、爆弾が一番豪快に殺せるのでとても好きである。 重火器は兄のものをたまに拝借して使っている。これも楽しい。こっそりガンショップなどに遊びに行くこともあるかもしれない。 イ・ゴーロナナクの口は使用した後は兄ほどうまく包帯が巻けないかもしれないため手袋を必ず持ち歩く。包帯を撒き直すことももちろんあるけど、その際は兄ほどには綺麗に巻けないかもしれない。 以下の２つの呪文を習得している。 【記憶を曇らせる】 1d6MP・1D2SAN消費。呪文の使い手は対象が目に見えていなければならず、対象は呪文の使い手の指示が受け取れるような状態でなければならない。 MP対抗で使い手が勝つと、対象は１つの特定の出来事に関して頭が働かなくなってしまう。 【復活】 死体を塩と化合物に分解する、あるいは逆方向に働かせて最終的には死んだ人間の体や魂を形作る。完全な死体が必要となる。 MP３・1d10SANの消費。 呪文の文句を後ろの方から逆に唱えると復活した生き物を元の灰色の粉に戻す。MP対抗。 ＜爆発物について＞ プラスチック爆弾を主とする。作られた爆弾は衝撃や火では簡単に起爆せず、信管などを正しく使用し起爆させることとする。 【化学】で製造、【電気修理】で起爆する。 ★名前について カタバミの別名「鏡草」から。花言葉は「輝く心」、また海外では「ハレルヤ」と言われている。 その実は時期が来ると「弾け飛ぶ」ことでよく知られている。 ②【悪鬼】 貴方の第2人格は欲に忠実で、感情を抑えることを知らない悪人である 悪人であるなら、その欲の方向性は問わない。殺人鬼でもよし、強姦魔でもよし。反社会的で狂楽的な人物であること。 貴方は過去の探索でグラーキの黙示録第12巻に触れている。その悪性に応じて召喚されたイゴーロナクと契約を済ませており、この街で既に何人もの被害者を出している。 貴方の目的は【多くの悪徳を続けてイゴーロナクを召喚すること】である。条件はセッション中の3日目まで1日に最低でも1人犠牲者を出し続けること。 ・貴方はSIZとAPP以外の数値をイゴーロナクと同じ数値にできる。(基本207P) ※ただし最大HPは30になり、既に減少した分をマイナスする。また、旧き印を所持している場合、5ラウンドにつきHPを1点失う。 ・貴方は手袋などで隠していない場合、目星に成功されると掌の口を発見されてしまう。貴方は両掌と口で1ラウンドに3回攻撃できる。(噛みつき初期値40％1d4+db)(同時攻撃扱い)この掌の口は第2人格の時のみ現れる。 ・貴方は正義の自分の抑圧により生まれたもう一人の自分である。1日に最低1度は貴方が表に現れる。1日に1人、誰か被害者を出さなくてはならない。 ・貴方は、イゴローナクの従者を1日に1体自由に扱うことができ、誰かを襲撃させることもできる。この時、事態を加速させるためにKPからPCを狙うことを推奨されることがある。 ・貴方は呪文を修得している。 《記憶を曇らせる》 （他PCに使用する場合事前に申告をお願いします） 新規の場合、以下からもう1 つを選択して修得すること。 《復活(基本P279)》《ハスターの歌(基本P277)》《深淵の息(基本P260)》《被害を逸らす(基本P278)》 ・神話技能が初期値で25である。

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