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五月雨瑠璃（さみだれ　るり） 五月雨春月の一人娘。五月雨翡翠、伊月が従兄弟、皐ヶ丘総司が又従兄弟にあたる。 幼い頃は双子と一緒の道場に通っていたが、非力故に馬鹿にする男に嫌気がさし辞めている。そしてそんな力を誇示する男共を見返してやろうと勉学に勤しむようになった。 取っ付きにくそうなクールな見た目に反して、誰にでも分け隔てなく接し、年下には優しさも見せる。ただ幼少期の事があるため同年代以上の男にはやや冷たい時も。 自らの仕事に誇りと自負を持っており、誰であろうと見下す者には相応の態度で接する芯の強さがある。 いつかこの国の深いところに潜む汚職事件や、政治問題について追求解明するのが一つの夢。 そろそろいい歳だが仕事一筋なため未だに男っ気がゼロ。彼氏がいた時期もあったが、自分よりも優柔不断であったり、反りが合わなかったりして別れている。今では「仕事と結婚する」と真顔で宣うほど。結婚が人生の一つの選択肢とは考えているがゴールだとは思ってない模様。 双子とは仕事柄、頻繁に顔を合わせるが総司とは数年会っていない。御堂兄弟は稀に偶然会うこともある。しかし御堂尊が苦手なため顔を合わせると出来るだけさっさと立ち去ろうとする。曰く『御堂兄の笑ってない目が苦手』とのこと。弟の敬は名前で呼ぶのに対し、尊のことは御堂兄(みどうあに)と呼ぶのも、そういった警戒心から。尊本人は特に気にしてはないない様子。 アレキサンドラ・ジェイドとは歳が近いこともあって親友一歩手前くらい、サバサバとしたところが気が合うらしい。

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