タグ： 神城 対なす悪夢 無垢なる混沌

特徴表 前職：任意の前職の職業技能にEDU×3％を振って良い。【前職：警察官 指定技能：武道(組み技)】 有名大学を卒業後、憧れていた警察官に。 キャリア組として期待されるも、本人は正義感が強く、現場主義だったため、当時の上司と衝突。 上層部から捜査中止の圧力が掛かっていた事件を、部下と共に個人的に捜査する。 見事ホシを挙げるも、度重なる越権行為を咎められ、部下達の責任も取る、という形で懲戒となる。 その後、しばらくは不貞腐れて暇を持て余していたものの、偶然出会った以前の部下の奨めで探偵事務所を開くことにした。 捜査の腕は悪くないが、直感力に欠ける。 イマジネーションを働かせて事件を解決する、といった探偵らしいスキルは持ち合わせておらず、専ら警察時代に培った話術、洞察力で人づてに情報を集めるスタイルをとる。 舞い込んでくる依頼のほとんどは、浮気調査やヒト探しといった緊急性の低いものであるが、自分の信念にのみ基づいて捜査が行える今の環境を気に入っている。 中学から続けてきた柔道は、現在は3段。 背負い投げを得意としている。 理由は「男らしくてカッコいいから」。 甘いものが好きで、たまに一人でケーキ屋巡りをしているが、柄じゃないため周囲に話したことはない。 【『対なす悪夢』事件後】 藤野樹家を舞台に起きた、夢と現に跨がる奇怪な事件。 犀川は図らずもそれに巻き込まれ、その終結と、物悲しくも美しい家族愛を目の当たりにした。 「やれやれ、アメコミじゃないんだから……。神話だの魔術だの、おじさんには荷が重いよ、まったく。」 そう言って岐路に着いた犀川だったが、気付けばその指はキーボードを叩き、かの地で起きた出来事やその裏にあった組織、そして事件の渦中に知り合った瑞希という女性のことを調べていた。 それほどまでに、非日常に身を投じるスリルは犀川の心を魅了していたのだ。 そしてそんな不謹慎とも言える欲望と共に、元警察官としての矜持が沸き上がる。 藤野樹を襲った怪異は、人間の手に余るものだった。 あのような被害を、今度は事前に防ぐことが出来たのなら。 やがて、ネットや書籍を調べるだけではこれ以上の成果が見込めないと分かると、 「……やっぱり、捜査の基本は足、かね。」 犀川は玄関に『休業中』の札をぶら下げ、コートを翻して事務所を後にするのだった。 【『無垢なる混沌』事件後】 辛いものに目覚めた。

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