タグ： 黒子 ロスト

【双子の兄をひそかに強く愛している双子の弟】　 　顔に生まれつき大きな痣があり、痣の為周囲に疎まれ続けて来た。 　一卵性の双子に生まれ、その片割れである兄にも顔に大きな痣がある。 　その賢さと兄への秘めた敬愛、精神の不安定さから周囲への反発が抑えられずしょっちゅう暴れていた。 　しかし、徐々に兄の目が冷ややかになっていくのを傍で見ていくうちに、兄への敬愛を表に出す事を躊躇うようになった。 　『いつか、自分にもその目を向けられてしまったら？』 　その恐怖に苛まれて、ならばいっそ距離を置いて不仲を演じれば、その「目」を向けられている事に気付かなくて済むのでは？と。 　そう考えた弔樹はそっと兄のそばを離れた。己の心を守るために。 　けれど、離れても兄への敬愛は薄れる事が無く、影で兄の悪口を言っている奴を見つけては片っ端から殴り飛ばしていた。 それが自分の悪評、ひいては兄への迷惑になるとわかっていても弔樹には耐えられなかった。 　 　何より大切な双子の兄が、無関係の誰かに貶されている事だけは、絶対に許せなかった。 　だからこそ、もっとちゃんと伝えておくべきだったんだ、と。 　後悔しても、遅い。 　16歳の時に兄を失ってから、四年。 　最愛の兄が16歳のまま帰って来る。 　 　それを迎える事は叶わなかったけれど。 12/26生まれ 一括振りのちSTRとEDU交換、APPは4で固定(コンセプトのため) ＜関わったシナリオ＞ 　・目が覚めたら箱詰めにされていた 　・ぜんまい仕掛けの言葉達 　・君と僕のロッカーライフ(NPC) 　・雪消ノ旅人

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ