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ヴィンセント・コーツ（Vincent Coates） ・2015警察官・刑事ベース[職業P：EDUX20] 制服を着ているか、警察手帳を提示すれば<信用>と<説得>に+20%のボーナス。 ただし何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 ・特徴表[4-4]動物に嫌われる(D) 独特の佇まいのせいで、たいていの動物は探索者を見るなり威嚇してくる。（興味ポイント[1d6x10]→[6x10]→60P） ・特徴表[3-8]信頼の置ける人 探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能な限り助けようとする人間だ。 その評判が今後も続く限り、任意のコミュニケーション系技能3つに、それぞれ+10％。 ロンドン警視庁に所属する警察官。階級は警部。 愛称はヴィンス、ヴィニーなど。 サバサバとした性格で、何事もあっけらかんとしていることが多い。 人の話を聞くのが上手い。 自分の意見を話すより相手の考えを聞きできる限り尊重するタイプ。 ただその意見が明らかにデメリットが目立つ場合はその限りではない。 警察官としても、あまり階級を気にした振る舞いはせず、普段部下になにかしら強制したりすることはない。 「自分が最善と思う行動をしろ」と部下に己の判断で行動させることが多い。 自分の警部という立場は部下に命令をする為にではなく、部下の責任を取るためにある、と思っている。 父がアメリカ人、母がイギリス人。 内面はアメリカ人寄り。 母親は幼少期に他界している。 元々アメリカに住んでいたが、10代半ばでイギリスに移住した。 独身だが、10歳の娘がいる。 名前はミリアム。 事故で死んだ双子の妹夫婦の忘れ形見の子供を養子として引き取った。 世話焼きで、部下(PC2)に対して公私共に気にかけている。 また、よく顔を合わせる市民(PC3、PC4)のことも可愛がっており、なにかと面倒をみたがる。 よく食事に誘ったり自宅に招いたりしている。 両手には常に黒いフローブをしている。 人前では外したがらない。 ***** 嗤う人間師　PC1 星渡るカンパネラ 以下嗤う人間師ネタバレ ＊＊＊＊＊ ヴィンセントには双子の妹が居た。 あまりよい環境の家庭に生まれなかった彼らは、十代半ばで逃げるように家を出た。 父に負わされたひどい火傷痕のついた手で、妹の手を力強く握った。 幼くして母が死んで、ヴィンセントにとって家族は妹だけだった。 そんな妹に新しい家族が出来た。 自分のことのようにうれしかった。 妹はこれから幸せの道をゆく。新しい家族と共に。 それを見守っていこう。 そう思っていた。 なのに神は、あまりにも無情だった。 幼い姪は目の前でなにが起きたかも理解をしていない。 棺に眠る彼らの顔をみることはできなかった。 せめて、せめて。 この子だけは幸せにしなくては。 妹の分も、義弟の分も、己のこれからの人生の分だって。 幸せにさせてやらなければ。 なのに。 ああ神は。 また、俺から奪おうとするのか。 ―――させるものか。 絶対に。 なにを犠牲にしても。 あの子だけは。あいつのためにも。 たとえそれが、友の命でも。 ああ、でも。 ロイド、ヴィッド、エド。 許されるなら、どうか。 俺たちを救ってくれ。

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