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一家離散の危機で龍神【】への信仰が薄れてしまった氷月家を守ってきた女神。頭に永遠に枯れない桜のかんざしをつけている。 なお、もともと氷月家を守っていた龍神とは一時期、仲を疑われた友人関係にある。（本神たちいわく、「それはない」） 氷月家の先代夫妻に「本来の神がわかるまで、家を守ってほしい」と藁にもすがる思いで懇願され、 『お前たちの子の誰かに、私の極めた神楽を継承させる』ことを条件に了承した。 三人の子の中で偶然にも己を表す『桜』の字が使われた子、『万桜』に興味を示し彼を選ぶ。 その後は定期的に人間の姿で氷月家を訪れ、万桜の師範として神楽を継承させる準備を行った。 万桜の先妻がなくなってしまったのは、万桜を佐保姫の信仰から遠ざけようとした『外なる神』の陰謀。 （その『外なる神』は氷月家離散の原因となった、新興宗教の神でもあった） だが、その陰謀とは裏腹に、彼は佐保姫の舞に専念することでさらに『神楽』の神髄を極めた。 彼の後妻である鈴乃を見たとき、先妻（涼乃）に通じる縁を感じ、次こそは守ると心に誓っている。 真の名：コノハナサクヤビメ（の分霊） 天照大神（アマテラス）の孫であるニニギノミコト（瓊瓊杵尊、邇邇芸命）の妻。オオヤマツミ（大山積神、大山津見神、大山祇神）の娘で、姉にイワナガヒメ（石長比売、磐長姫）がいる。ニニギノミコトの妻として、ホデリ（海幸彦）・ホスセリ・ホオリ（山幸彦）を生んだ女神。 彼女はその分霊であるが、その神力は本霊と同じ。舞の上達に関するご利益のほか、安産・子宝、子育てのご利益を持つ。

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