タグ： ティン茶ロスの犬小屋

【作家】で作成 特徴表：愛書家 才能：文才。お話を作ることが好きで、主に小説や絵本などを作るのが得意。 （本を速読するのも得意だが、おそら才能としては作る方。） 【PCメモ】 昔から本を読むのが好きで、お話を作るのも好きだった。 両親と祖母、兄と姉、そして妹と弟二人と大家族で、よく絵本を妹と弟に読み聞かせたり、作った話を祖母にみせにいったりしていた。 姉はいつもその話をほめてれて、兄は彼女のことが好きすぎる（つまりシスコン）が故に友人に彼女の作った話を自慢するくらいだった。 しかし彼女が9歳の時に、おつかいに一人で外に出た彼女は突然見知らぬ男に誘拐された。最初はナイフを突きつけ彼女を脅し、身代金目当てだったのか家族に電話をしだす男だったが、どこか余裕のないその表情と、時折見せた弱音。長い時間が経つに連れ彼女は男に何か理由があるのではないかと考えた。 狭い部屋に閉じ込められた彼女にいくつも男は本を持ってきてくれた。彼女は男に少し話がしたいと伝え、狭く暗い部屋で、男のために作った話を聞かせれば、男は今までにない表情で泣きながら彼女に本音を話した。 男は家族に捨てられ、生きることが困難になり、仕事も見つからずこうするしかなかったと話した。しかし幼い彼女は、そんな男に対し、 「今ならまだゆるしてもらえる。私の家族は優しいからきっとあなたは本当は優しい人間だと信じてくれる。帰る場所がないなら私たちとい一緒に住もうよ。」と、男に言い、無知ながらも自分のことを信じてくれた彼女に男はついに自首を決意した。 彼は彼女に自首することだけを隠し、彼女を家に帰そうとした。しかし家に着いた瞬間彼女の目の前は血の海が広がっていた。 そこにはナイフを持って家族の亡骸の上に立つ兄の姿があった。絶望した表情で彼女は兄にどうしてこんなことをしたかと聞けば、彼女の身代金の話で家族で内乱が起き、彼女のことをどうしても助けたかった兄は身代金が払えないと言う両親に対し怒りナイフで殺害したという。 どうして弟や妹まで殺害したかわからなかったが、話し終えた後に狂ったように笑う兄を見て彼女は兄がもうすでに狂ってしまったと理解をしてしまった。 男をみた兄は彼も殺害しようとナイフを振りかざしたが、男はナイフを取り上げ彼女を守ろうとするが故に兄を殺してしまった。 目の前の光景を信じることができず呆然とする彼女に、男はナイフを持ったまま「君の家族も、僕もやさしくないかないよ。本当に優しいのは君だけだ。」と言い残し警察に自ら出頭した。 男は彼女の家族を全員殺したのも自分だと言って無期懲役を言い渡された。 家族を失った彼女は孤児院に預けられ、いつしか彼が優しい人だと証明するために、そして彼とまた会うた目に優しい人間であり続けたいともっている。 いつもニコニコしている。みんなに優しいお姉さんと思われるのが目標だが、少々ドジなところや、突拍子もないことを言ったリすることからまだまだその目標は遠い......

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