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歌手を目指すUGNイリーガルの大学２年生。 普段はどちらかといえば物静かで自己主張をあまりしないが、 歌とレネゲイドについては内に確かな意志を秘める、感受性豊かな性格の持ち主。 梨恵の影は特定領域内で扱われるレネゲイドに恩恵を与えるという 彼女自身にはない独立した能力を行使することが可能で、きわめて特異な存在である。 ちなみに任務のない日は、UGN関係施設で歌手活動をする彼女の裏方として活躍している。 具体的には照明や背景映像やバックダンサーなど。 -----以下、生えた設定----- ○物心つく前にUGN系列の研究施設に拾われ、当時の研究者「緒方 レミ」に実験・開発を受ける。 　当時はウロボロス・シンドロームと確認された罹患者数がはるかに少なかったことに加え 　影そのものが能力を行使する、のちに「傍らに立つ影」と呼ばれる力を持っていたため、 　直接的な戦闘能力がないにも関わらず、被検体としては別格の扱いを受けていた。 　●しかし、こういった『特別な能力・才能を持つ者だけが極端に重宝される』という 　　施設の暗部を一身に引き受けることに繋がり、他の被検体からは快く思われていなかったらしい。 　　嫌がらせや一方的な暴力は日常茶飯事で、優れた能力ゆえに心の内を誰にも理解されず。 　　たまに友達が出来ても”使えない”者として次の日には消えていることも一度や二度ではなかった。 　　梨恵自身当時の記憶が曖昧な部分も多いらしく、相当に精神にキていたと思われる。 ○ちなみに、この研究施設は梨恵が施設を出てちょうど１年前に解体されている。 　というのも、UGN本部が行われていた所業を発見し、研究者たちをいち早く摘発・追放したからである。 　生き残った被検体たちは各UGN支部や系列組織、関係者等に引き渡されることとなったのだが、 　その一人として声を上げたのがとあるUGN支部の研究者「鷺坂 恵美子」その人である。 　●子どものいない恵美子は彼女を保護し（自身から一文字入れた）名前と衣食住を提供。 　　現在もUGN支部専属の研究者として活動する傍ら、実の母のように梨恵を見守っている。 　　彼女の意志や過去を尊重し、自身の所属する支部には一度も登録したことはない。 　　なお、後に影のほうにも「恵（ケイ）」という名前をつけてもらった。

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