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上流階級の家に泊まり込みで働いているメイド。 掃除が大の得意だし大好き。 性格は無邪気で朗らか。 ↓そし誰ネタバレあり↓ 6歳の頃にアメリカに移民してきた。まだ幼いにもかかわらず家族はバラバラになりクレアは仕事につくことになった。 工場や農園など仕事場を転々としていたクレアはなんの縁あってかメイドの仕事をすることになる。その家主は中国人のクレアを卑下することなく扱ってくれた。クレアという名前をくれたのもこの家主。 クレアは家主が大好きだった。しかしとある日、屋敷に盗賊が押し入る。犯行現場を目撃した家主とクレアは襲われ結果家主は命を落とした。 そして家主の墓の前で思った。「死なない主様が欲しい」。 それ以来大切な人、一緒に居たい人に対して「死なないでほしい」→「自分が殺しても死なない大切な人がほしい」という思想を持つ。 なので大切な主や友人に夜な夜なナイフを片手に襲い掛かる。 当然の如く人は殺したら死んでしまうので、いつも返り血が飛んだ服のまま布団にくるまって罪悪感に泣いている。 好きな食べ物はアップルパイ。 趣味はダンス（下手）。 死なない人に渡すためのいろいろなサイズのセーターを編んでいる。 家族構成は無し。生きていたら父、母、兄。 誕生日は12月4日。 《奇妙な幸運》　クトゥルフ神話の神性や怪物がランダムに目標を攻撃する際、その対象から除外される。ただし単独で攻撃される場合や範囲攻撃の中にいた場合は、対象となる。 《暗黒の祖先(D)》　邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜好者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。d100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。 → 14 1d6＊10→60 代々続いたガタノソア信者の子孫だが、クレアはそのことを知らない。 [貴族風の男性の横で微笑む女性の写真] クレア・スナイダー(1872-1897) 出身：中国 [新聞記事とメモ] 1889/12/3 　12月3日未明。○○氏が自宅のリビングにて遺体で発見される。現場と遺体の状況から警察は盗賊に襲われたものと判断。○○氏のメイドである「クレア・スナイダー」が第一発見者との報告だ。彼女は精神がかなり疲弊している様子であり、精神病棟での休養を要した。 1890/5/10 　アメリカの某州にて男性の遺体が連続して見つかる。遺体は全てナイフで刺されたことによる失血死とみられる。被害者に共通点が見られないことから、犯人を特定することは困難。 1892/9/21 　男性連続殺人事件はとどまることを知らない。被害者の数は20人近くにも上るが、手掛かりすらもつかむことができていない。しかし、男性にはあまり抵抗した様子が見られないため、知人による犯行があげられる。 1895/7/11 　連続殺人事件の新情報が手に入った。被害者となった男性はいずれも亡くなる直前にとある女性に接触していたとのこと。女性の名は「クレア・スナイダー」。警察は彼女の行方を追っている。 1897/3/19 　クレア・スナイダー、逮捕。裁判の結果死刑が確定。彼女は最後まで何も話さなかった。 [手書きのメモ] 　彼女は死刑判決が出たちょうど１年後に刑が執行された。僕は知っている。彼女が人を殺したくて殺していたわけではないことを。死なない人、か。面白い。彼女を殺してしまうのは惜しいから、最後のチャンスを与えてやろう。悲劇の末に生まれてしまった殺人鬼。君の行く末を見させてくれ。

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