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■2015　特徴表 ・幸運のお守り：幸運のお守り（どんなものかはKPと相談して決める）を持っている。身に着けている限りPOW＋1。もし手放したり紛失すれば不運を招きPOW－1．POWの増減により〈幸運〉は変化するが、正気度ポイントは変化しない。 ・素早い：柔軟さと軽快さを併せ持っている。DEX＋1。ただしSIZが9以下の場合、素早い上に小柄なためDEX＋2。 ■2015　アニマルセラピスト参照 郊外の小児科で働くアニマルセラピスト。 病院には裏庭があって、そこの一角に彼女のアニマルセラピスト専用のカウンセリングルームがあるという何とも変わった病院であるが、のどかな仕事場になっていて気に入っている。 職場でよく来るのは就学中の子供たち。いじめや親の問題で学校に行けないような子たちを相手にすることが多いため子供好きでどちらかといえば世話焼き。 幼馴染に同い年の男の子がいたのだが、彼にはよくよく手を焼かされた。外国人のような見た目をしていたためにいじめまがいを受けていたその子を何度か助け、家まで送り届けたことがあった。彼の父が言っていた「この世の不条理は当人の実力不足」というセリフが大嫌いであった。その幼馴染の彼をその言葉から脱出させることができないまま彼女は隣町に引っ越してしまった。そのことが心残りではあるものの、新しい環境になれるのがいっぱいいっぱいでいまだに会いに行けていない。もはやいまさらなので特段会いに行こうという気もないが、彼のような人を1人でも救っていけるようにとアニマルセラピストになった。 「この世の不条理は運命の折り重なり。悪者を定めること自体が間違っている」という考えが根本にある。 性格は先述したように世話焼き。 経験上、相手に同調しながら話すことが多く、どちらかといえば優柔不断。結果決めきれないことも多い。洋服とかよく迷っている。 「どっちのほうがかわいいかな…いや、待て私……いい歳なんだから、かわいいとか…！言うな…！」 なんやねんお前（PL発言） 明るく活発的というわけではないが、負の感情を出すことは非常に稀。笑ってることが多いので、「悩みがなさそう」と言われることも少なくない。そう思わせることで相手に安心感を与えられるならそれでいいと思っている。 必ずしも白黒つけることが誰かを救う手立てになるなんて思っていない。でも正解を引き抜くためには白黒つけないといけないことがあるというのも理解している。これに関しては仕事柄少しずつ身についたものである。迷っている子供たちに大人目線の正解を選ばせてはいけない。大切なのは本人がどうしたいか、だ。 過去の案件で好きな子に意地悪をしてしまって、それが大きなけがにつながって心をひどく痛めた子がいた。もう謝罪等の大人のケリはついた後だったが本人の中ではそうではなかった。その子に対して何気なく言った「そんなに気になるなら会いに行ってみたらいいじゃない」のせいで本当に会いに行ったら、その好きな子にひどく怯えられたという。その子は最後に彼女にこう言ったのだ。 「先生が言うから、会いに行ったのに」 「僕は本当は会いたいなんて一言も言ってなかったのに」 余計なことを、と反省した。それ以降、本人が本当にやりたいことは何か、この子が選ぶ色は白と黒だけじゃないと見聞を広げる努力を重ねた。 中途半端な人間性であることは重々理解している。それでももう決めつけで誰かを傷つけることが怖いのだ。

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