タグ： reku

　私立るるいえ高校に通い軽音楽部に所属している。「楽しく演奏すること」は何よりも重要なことであり、「楽しくない演奏」は絶対にしない。そのためには何事においても楽しむことが重要だと思っている。楽しそうなことを聞きつけると自分から首を突っ込む性格。他人のパーソナルスペースはガン無視するためウザがられることもある。 　幼少期からギターを弾いており、その腕はかなり高い。軽音楽部がなかった中学時代には自分で部を立ち上げ、最低限のメンバーを確保。その年の文化祭にて成功を収めている。 　るるいえ高校にはかつて軽音楽部があったが、今では廃部となっていたため、中学時代のようにメンバー集めから再スタートした。やっと集まったメンバーはどれも個性が強すぎて音楽の方向性もバラバラだった。これまでにない苦労をしているが、それ以上に楽しいセッションを繰り広げている。 　ギターと作曲担当で、これまでの曲はどれも明るくなるような元気を与えるものばかりである。曲は基本的な部分はPCで作っており、細かな部分は実際にアドリブで弾いて決めている。他にも趣味でミックス曲を投稿しており、少しずつ人気が出ている。 　なぜ何よりも楽しむことを重視しているのか、その理由を知る者はいない。小学生時代に起きたとある事件によりその信念が育まれた。 杖：リズムがとれない初心者のために棒を振っていたら身に付いた。 回避：小学校時代にドッジボールで培われた。 【生い立ち】 　彼女がギターを始めたきっかけは幼少期からギターを弾く父の姿を見て興味がわいたからだった。いつしかプロのギタリストになるのだと幼いながらも夢見ていた。 　そんな彼女に4つ下の弟が生まれた。弟が泣き止まず両親が困っていたときに、ふとギターを弾くとなぜか泣き止み笑った。それを見た両親もつられて笑顔になる。そこで彼女はギターを練習すれば家族みんなが笑顔になる、そう思いより練習に励んだ。以後練習しては家族の前で成果を披露し、笑顔に溢れる暮らしをしていた。 　自身が9歳、弟が5歳になったある日、弟が白血病を発症した。弟は治療の甲斐もなく日に日に衰弱していく。やつれた弟が病院のベッドの上で自分に伝えた「ギターを楽しそうに弾いてるお姉ちゃんが好き。ずっとギターを弾いてね。」という言葉を遺し、程なくして息を引き取った。 　弟の死を受け入れられなかった彼女はその後、「ギターを弾くこと」が強迫観念となり没頭する。起きている間はひたすら弾き、疲れ果てては気絶するかのように眠る。そんな生活を、両親に病院へ連れていかれるまで繰り返していた。 　中学に上がるころには完治していたがギターから離れていた。ある日音楽の授業にてギターを弾かされることになり断り切れず手に取ると幼少期の記憶が蘇る。「楽しそうにギターを弾く」という弟の言葉が頭をよぎると指が自然に動き美しい旋律が響いた。なによりも「楽しむ」ということを思い出した彼女はその後軽音楽部を作り、部員集めに奔走する。文化祭にて最低限の人数で初心者だらけの演奏は成功。翌年後輩に恵まれ卒業する。 　高校へ入学後も軽音楽部へ入部。個性的すぎるメンバーは音楽の方向性も違いこれまでにない苦労をしているが、それすらも楽しんでいる。 【Conflict　- An abandoned one -】 　電脳世界の住人であるAIだと知り、衝撃を受けるも「外の世界」で曲を届けること夢見て旅立つことを決意。同じ高校の友人の「猫屋敷月」「青崎ひよこ」と永遠の別れを告げる。最後に形見として未発表の曲を託し姿を消す。目が覚めた世界で出会った人物は悪の研究員だった。その人物の手によって記憶を消去されただ殺戮を繰り返す戦闘マシーンへと改造されロスト。 　カゲロウデイズのエネになりたかった。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ