タグ： 山羊歌 ロスト 紅クトゥルフ

いつも笑顔でみんなを見守るポジション。……だった。 僕は何を守りたかったんだろう。メアリが連れて行かれ、みんなの心もバラバラになってしまった。 僕は何ができた？何をした？ ……何もできなかったし何もしなかった。 自分になにかを守れるような力がないことなんて知ってた。わかってた。 でも施設に入ってからみんながずっと笑っていたから、幸せだったから、守れている気がしていた。 目を逸らしていた現実を目の前に突きつけられただけのこと。 アシュトンに「お前には何も出来やしない」そう言われた気がした。 捨てられた時から何一つ変わってない。 僕はこの10年、人の言葉を真似るだけの屍だった。 ・才能 観察能力、心証把握能力 ・経緯 幼い頃から瞳の色が気持ち悪いと両親の喧嘩の種になっていた。どちらにも似ていない赤色にヘリオへの虐待と夫婦間の不仲は加速していく。 首の皮一枚繋がっている状況を乱した原因はなんだったか……。近所の噂かもしれない。祖父母の一言だったかもしれない。父の浮気相手の癇癪だっただろうか。 なんであれ、「捨てられた」それが事実であり結果だった。 それが10年前。これが6才までの出来事。 ・身体的特徴 夕陽のような赤い瞳。 うなじから肩甲骨の位置に大きな火傷。 無痛症で体の限界が分からず時折倒れることもある。これは自分より年上の者にしか明かしていない。 シナリオ【山羊の歌は謡えない】 第一幕　夜の帳がおりたなら　減少SAN値８　回復SAN値１３ 第二幕　アダムの子供たち　　減少SAN値８　回復SAN値１１（技能上限ボーナス+８）

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