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ただほんのちょっぴりヒーロー願望が強くて、人よりほんの少しおバカなだけの普通の女の子。 アメコミのヒーローに憧れて黒い髪を青く染め、瞳に青いカラコンをつけているが普通の女の子だ。 ヒーローのように空を飛びたいという一念で『パルクール』という跳躍移動技術をプロレベルで身につけてしまうが、普通の女の子だ（断言） ヒーローのように敵（ヴィラン）を成敗したいという一念で、『体が小さな女でも大の男を昏倒させることが出来る！』というキャッチコピーに目を引かれ、戦火の絶えないイスラエルで生まれた一切の無駄を省いたシンプルかつ合理的な格闘技『クラヴ・マガ』と呼ばれる格闘技を学んでしまうが、普通の女の子だ（信仰） 『あたいってば最強で天才だし、数学なんてノー勉で余裕なんだから！』 と宣言した高校時代の数学のテストで、脳みそから煙を出しながら9点を取る程の頭の出来だが、至って普通の女の子なのだ！（願望） そんな⑨な彼女も奇跡的に大学に受かる事ができ、日課の街中パトロールの最中に、どこかヒーローらしいアルバイトが無いかと探していると万事屋AI全のチラシを発見する。 そのチラシを見た彼女は思った。 困ってる人を助ける→人助け→ヒーローのお仕事！ そんな発想に至ってしまった彼女が、万事屋の門を叩いたのは必然の事だった。 万事屋でアルバイトとして働いている彼女ではあるが、大学1回生でかつサークルにも所属していない彼女はほぼ毎日のように万事屋に入り浸っている。 そして、ヒーローらしい仕事がほぼ無い現状にやや不満気味だったりする。 「ねーねー中也！いったいいつになったらアタイみたいなヒーローが必要な依頼か舞い込んでくるの！？」 「はぁ、またそれか。いいから今は黙って手を動かせ、今回は内職の手伝いの依頼だ」 「む〜！！！つまんないつまんないー！！」 万事屋AI -全は今日も賑やかである。 CoCシナリオ『卓上のメサイア』終了後、チルノは万事屋の新所長になった。 今彼女は『先生』である中也の最後の頼みで、万事屋の裏の仕事もこなす本当のヒーローとして輝き続けている。 その耳には、完成した『高性能耳栓』が付けられているだろう。 親友であることねから『フロストクイーン』という装備を受け取るが、先生が帰ってくる日まで使うつもりはない。 かわりに『フロストスター』と呼ばれる肉体に魔力を付与するペンダントを受け取った。 しかし、それも最近に対峙した強大な敵を前にして、自分の信念より仲間の命の方が大切だと吹っ切れ、『フロストクィーン』を使用するようになった。 『フロストクィーン』装備状態の知瑠野氷華 フロストクィーンは壇ことねという発明家により発明された、氷華専用の脚部装甲。 この装甲は人間の精神力…所謂MPを吸い取り増幅し装着者の身体能力を向上させる。 しかし、最初はそれだけの能力だったはずだが、何故か知瑠野氷華のMPは冷気を帯びている特殊な性質だったため、実践で使用する内に能力が変質した。 跳躍する際に発生させる次元エネルギーが、爆発的に周囲の温度を下げ、大気中の水分を凍てつかせる。これにより限定的にではあるが冷気を操る事もできるようになった。 《氷結装甲》　９ 《起動条件》　３MP消費 《能力》 ・ダメージボーナス　1d4＋1から1d6＋1に変化 ・攻撃に魔力付与 ・幸運の半分の値で成功すると攻撃が命中した相手の手足を凍らせ、攻撃の技能の成功値をマイナス10％し、回避や武道の受け流しの成功率をマイナス20％。DEXをマイナス１する。 ・何もない空中での跳躍行為（空中ジャンプ）が可能。 【通常必殺技】 ・『スーパーアイスキック』 空間を跳躍し蓄積されたエネルギーを相手に蹴りと共にぶつける。 １ラウンド事に（跳躍）に成功するたびにエネルギ―を蓄積。最大５まで蓄積可能。（武道）に成功する事でダメージを相手に与える。 （ダメージ）　蓄積されたエネルギーの数×２d6 ・『ソードフリーザー』 MPを1消費 跳躍し高く振り上げた足に、氷結で巨大な剣を生成し上段からガードの上から叩き蹴り切る。（受け流し行為不可） ダメージ　5d6 命中した相手の装甲の値を半分にし、半分にした値でダメージ計算を行う。 半分になった装甲の値は戻ることはない。 【絶・必殺技】 『アトランティス・ストライク』 フロストクィーンの正式名称である『断鎖術式・壱號ティマイオス/弐號クリティアス』を開放して放つ超絶必殺技。彼女が空中を跳躍し歪めた空間のエネルギーを蓄え、蓄えた時空間歪曲エネルギーを絶対零度を超えた氷結エネルギ―と共に叩きつける、神すら打ち滅ぼす至高の一撃。 （発動条件） MPを全消費して使用可能。 技を発動後POW×５ロールに成功すれば１MPが残る。 【跳躍】成功後に【武道】を成功させる。 （威力） ダメージ　20d10+20 全ての《装甲》という概念を無効化してダメージを与える。 ありとあらゆる回避行動の無効化 『ダオロスの招来・退散』 チルノの報酬 『シン解放』 概要 「人は皆大なり小なり、罪を抱えて生きるものである。 しかし一部の存在は、自らの内に存在する大罪を自覚して、それを現世へと出で参らせることを可能にするという。 知留野氷華にとって、友に英雄たれと祈り殺そうとした事実は大罪であり、彼女はそれを認め、共に前に進んでいる。 ──そこで終焉と呼ばれる現象、永遠を是とする者たちの裏切り者が操る罪の力を目した時。 彼女の中に眠る大罪は、彼女の確かな牙となった」 効果 成功率50%で成功した場合、HP、MP、SAN値を全回復および全ステータス1.5倍、二回行動、哲学概念的永続装甲 15、毎ターン終了時 HPを1D10回復。 (効果1D5+3ターン)(チャージタイムは10ターン) 効果中は後述のコキュートスを使用可能。 詠唱 イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ(主が彼の父祖の悪をお忘れにならぬように。母の罪も消されることのないように) アクセス──我がシン。 出でよ氷獄(ひょうごく)の囚人、裏切りの御使。 『コキュートス』 概要 「大罪を宿す裏切り者を戒め、封じ続ける激痛の牢獄。 その光景を見出したのは、彼女が氷妖精だからなどという陳腐で、あまりにも平坦な理由などでは断じてない。 彼女は友を裏切った者であると、心の底でそうした自己認識があり、それを背負って歩むということは、常にその罪が纏わり付く──大罪に氷漬けにされるということだ。 この力とは絶対零度の形ある焔。彼女に燻る心火の紅蓮が、罪を解放することで見出せる境地。 心象風景の負の面もまた己の力。混沌の体現者たる人間ならば、こうした罪を自在に操って当然である」 効果 シンを解放して心の炎を燃やした時にのみ発動可能。MPを1D10消費する。 ダメージが50D15+50の単体攻撃。跳躍などは必要無い。ただ炎を纏った一撃が当たれば良い。 演出としては炎を纏った一撃が命中し、相手の体内から無数の絶対零度の固形化した蒼い炎が生えて、粉々に砕け散る。 詠唱 ──ケララー・ケマドー・ヴァタヴォー・ハマイム・ベキルボー・ヴェハシェメン・ベアツモタヴ 祈りを衣として身に纏え。祈りが水のように腑へ、油のように骨髄へ、纏いし祈りは、英雄を縊る鎖となれ。 身(シン)の芯(シン)から心(シン)の罪(シン)へ── サメク・ヴァウ・レシュ・タウ(SAMECH VAU RESCH TAU)(我は汝に偶像たるを望まん) 閉ざせコキュートス！

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